17:名無しNIPPER[saga]
2017/11/18(土) 20:03:28.24 ID:8h1RBcBe0
「あ……う……ぁ……」
粘り気のあるそれが彼女の腹部を伝って敷布団に染み込んでいく。
「はっ……はっ……」
「あ、の」
はっとした。聞こえたのは先ほどまで頭の中で駆け巡っていた愛しのかみさまの声、少し冷静になった今は……絶望の警鐘。
「なに、してるんですか?」
怯えた目だ。
「ひどい」と思った。いやもしかしたら、彼女もこんな僕のことをひどいと思っているかもしれない。でもそれでもだ。この子狐は自分から狼の巣穴に迷い込んだことを何も悪ぶらずその視線を一方的に僕にぶつけている。
「なにって……」
乾きかけてベタベタになった下半身を見て言い訳が効かないことを悟った。なら、なんて言おう。
(駄目だ)
何も思いつかない。よって、彼女の表情は変わらない。やっと身の危険を感じたまこもは僕の腕の中からすり抜けようとしていた。
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