40:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 00:08:18.05 ID:A9Sw+MVr0
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風呂を上がって布団を敷くとどっと疲れが来る。義務付けられた一日の動きから解放されたその身体は「今日はもういいよね」と休息を求めてきた。
(ああ、もういい)
今夜はもう何か食べる気すら起きない。
「疲れてるんですか?」
いつもより早めに横になった俺をまこもが覗き込んだ。
「まあな」
「疲れてるときは甘いものがいいんですよ」
(何をおばあちゃんみたいなことを)
もしかしたら実年齢的には間違ってないのかもしれないが……。
「だからあなたにはこれをあげます」
「ん?」
まこもが手のひらを開くとそこにはぶどう味の飴玉があった。
「今日駄菓子屋で買ってきました。りんご味はわたしのです」
彼女は社に住んでいたときよく賽銭を握りしめて耳と尾を隠し、近所の駄菓子屋に通っていたのだという。本日も一人で出歩いていたようだ。
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