おくさまはおきつねさま
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44:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 00:11:50.18 ID:A9Sw+MVr0
「食べないのか?」

「……もういいです。こちらも差し上げます」

まこもは押し付けるように飴玉を突き返してきた。

「え? いいのか?」

「でも次はちゃんと舐めてください」

(もっと味わって食えってことか)

僕は再び起き上がると飴玉を開封して口に入れた。今度はちゃんと口内で転がす。ぶどうのすっぱい感じ……久しぶりに味わうと案外悪くない。

疲れた身体で感じる酸味とそれに隠れた糖の甘さは、今のまこもと同じ味がした。



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