おくさまはおきつねさま
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46:名無しNIPPER[saga]
2017/11/20(月) 00:13:31.17 ID:A9Sw+MVr0
追えば向こうからも寄ってきてくれるなら一番楽なんだけど

(そんな夢みたいな話は……)

俯くとできる影、見つめると広がりその闇は深みを増す。

影がどんどん大きくなって……大きくなって……え……?

(大きく……)

見上げると目の前にまこもが立っていた。とても、近い。

まこもが僕の前に座ると視線は真逆になった。僕が彼女を見下ろして、彼女が僕を見上げている。

(なんか顔紅い?)

「さっきのりんご味、おいしかったですか?」

「え、おいひかった、けど」

(なんで今さらりんご味の話なんて)

歯で砕いた飴玉の欠片は当然ながらもうすべて飲み込んでしまった。普通ならさっきの飴玉の味より、今の舐めている飴玉の味の感想を聞きそうなものだが。


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