65:名無しNIPPER[saga]
2017/11/21(火) 22:44:02.80 ID:fwAKQtYr0
まこもはどたどた和室の畳を響かせながら僕の枕元まで戻ってきた。また彼女の両手で激しく身体が揺られる。
「お願いしますよぉ……おとなだってかみさまだって夜が怖いときがあるんですよぉ……」
「はぁ、分かったよ」
僕は渋々布団から上体を起こした。硬くなった身体を両腕を上げて伸ばすとついでのように欠伸がもれる。
まだ眠たいがこのまま隣で騒がれたらどの道もう眠れそうにない。
「ふごっ……なんだよ」
あいた僕の上半身にまこもが飛び込んだ。
「えへへ。ありがとうございます」
ほぼ反射的に彼女の頭をなでてしまう。そのまま背中もさすってあげたくなってしまったところをなんとか踏みとどまった。
(くっ、こいつはまたそうやって自分が都合のいいときだけ……)
まこもは知っているのだ。こうして自分からくっつけば必ず僕が優しくしてしまうことを。
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