Pの姉妹はトレーナー!【アイドルマスターシンデレラガールズ】
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220: ◆Xx4o45zWU.[saga]
2018/01/06(土) 00:17:14.71 ID:0SC9hSRk0
卯月「指……」

彼女が小さく吐息を漏らすような声量で言った。
聞き取るのがやっとだったが俺は続く言葉を待つ

彼女はふっと息を吐いて一呼吸置くと、若干前を歩く俺を見上げる。
瞳は妖しく濡れていて、化粧のせいで普段とは違う輝きを放つ柔肌に魅せられる。
吸い込まれそうだと思った。彼女の瞳にだけでなく、その全身に自分の身を持っていかれそうに感じた。

卯月「絡めてもいいですか」

一瞬ではなく、数舜の間、俺は息をすることすら忘れそうになる程思考が停止しそうになった。
俺をそこから回復させたのもまた彼女の言葉であった。

卯月「だ、だめですか?」

懇願するような、悲壮すら漂わせた声音に俺は何も言えずに、ただ彼女の望むままに応えてあげた。

卯月「わっ……ありがとうございます」

優しい笑顔。自身の喜びであるはずなのに、慈愛に溢れたような眼差しで、むしろ俺が彼女とこうして手を繋ぎたかったのではないかと思わされる。

俺はすっかり喋り方を忘れたように、首を縦か横に振ることしかできなかった。



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