【R-18安価】シャインマジシャンズ Sideブラックジャンボ Part5【ミリマス】
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[saga]
2017/12/06(水) 22:53:13.04 ID:+DF5ESRY0
紬「っ!?」
総帥『ようこそ、諸君。ここまで辿り着くとは……第一段階は突破した、というところだな?』
美也「……黒幕、さんですね」
驚き、辺りを見渡す彼女達の前に現れた、空中に浮かぶモニター。
そこに移った、彼女達の知人に良く知る男性――ブラックジャンボの総帥であった。
総帥『同じような電源が、あと二つある。それを全て破壊して、やっと本部への突入が出来るというわけさ』
ロコ「ど、どうしてそれをロコ達にレクチャーするんですか!?」
総帥『何故って……フェアじゃないと面白くないだろう?』
紬「……ゲーム感覚ですか。最低な方ですね」
懇切丁寧に語る男に対して、三人は思い思いの敵意を向ける。
とにかく、彼女達にもこれからの大まかな道筋は見えた。
同じような施設が残り二つあり、それらを突破して本部へ突入する。
総帥『ともかく、まずは一つ目の突破、おめでとう。最も……その代償は大きかったようだがな』
それを説明したところで、総帥はまた改めてわざとらしく祝う。
その後、不敵に笑い、モニターに映る映像を切り替えた。
育『……ぅ、ぁ……』
美也「育ちゃん……!?」
そこに映っていたのは――ボロボロのシャインマジシャン衣装に身を包んだ、弱りきった育の姿であった。
総帥『シャインマジシャンが一人、こっちの手中に収めた。
これから彼女がどうなるか、君達も良く知っているだろう?』
ロコ「っ、イクを返してください!」
総帥『大丈夫、彼女も別の施設にとらえている……探せばきっと見つかるだろうよ?』
仲間の危機を知り、必死に声を荒らげるロコに対して嘲笑うように返す。
わざわざバリアで守られた本部でなく、支部で少しでも希望を持たせておく。
そんな悪趣味な余裕に縋らなければならない事に、彼女達は歯噛む。
総帥『さぁ、少しは抗って、愉しませてみろよ? フフフ……ハーッハッハッハッハッハァ!!』
高笑いを響かせながら、映像をぶつんと途切れさせる。
そしてその場に、静寂が広がった。
美也「……っ」
紬「とにかく、ここにもう用はありませんね。
また罠に引っかかったりする前に、逃げましょう」
一歩進んだ事よりも、仲間が囚われた事の心苦しさの方が空気に広まる。
そんな中で、紬は精一杯に声を絞り出して、先導していく。
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