イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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103: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/05(月) 00:02:20.68 ID:YO26LppB0
…鎮守府・廊下…

カルディナーレ「それにしても立派な施設ですね、手入れもよく行き届いているようです」

提督「ええ、毎日過ごす施設ですから…まずはどこを見たいですか?」

カルディナーレ「そうですね、まずは通信室を」

提督「分かりました…あら、ルチア♪」

ルチア「…ワフッ♪」

カルディナーレ「…い、犬ですか」そっとルチアから距離を取り、意識せず提督に近寄る形になったカルディナーレ…

提督「犬は苦手ですか?」

カルディナーレ「いえ…ですがこんなに大きい犬は初めてで……」

提督「大人しい子ですから大丈夫ですよ…ね、ルチア♪」(…あら、カルディナーレ少佐ったらなかなかいい匂い♪)

ルチア「♪」ぱたりと尻尾を振りながらカルディナーレの匂いを嗅ごうと鼻を寄せた…

カルディナーレ「…ひゃっ!」タイトスカートの中へ鼻を突っこもうとするルチアにすっとんきょうな声を上げる

提督「あぁ、こらっ…大丈夫ですよ、カルディナーレ少佐」

カルディナーレ「あぁ、どうもありがとうございます…」


…しばらくして…

提督「通信室、建造施設を見ましたが…次はどうしますか?」さりげなく後ろの方にディアナが付き従っている…

カルディナーレ「そうですね……使用頻度が高い食堂や体育館を見るつもりですが、その途中で艦娘たちの部屋を見させてもらいます」

提督「分かりました。それでは、どの娘の部屋にしましょうか?」

カルディナーレ「では、まずは一番近い部屋を」

提督「それでしたら駆逐艦「ソルダティ」級の部屋ですね…駆逐艦では最も姉妹艦の多いクラスですよ」

ディアナ「…」すっと離れて角を曲がった…

…ソルダティ級の部屋・共有スペース…

ランチエーレ「あー…庭で駆け回れないのは退屈ね」

コルサーロ「全くだぜ、あたしも…アヴィエーレ、何を読んでるんだ?」

アヴィエーレ「んー…漫画さ」

コルサーロ「漫画なのは分かってるって…何の漫画だって聞いているんだよ」

アヴィエーレ「架空戦記ものだよ…「エリア八八艦隊」ってやつ」

コルサーロ「面白いのか?」

アヴィエーレ「死ぬほど面白いよ……「坂井」とか「ヒゲだるま」とかいろんなあだ名のエースが出て来てね」

コルサーロ「へぇ…よかったらあたしにも……」と、ジリリリン…ッと電話が鳴った

ランチエーレ「わっ…はい、ランチエーレ……はい、了解」

アヴィエーレ「どうした?」操縦士だけに電話の音を聞くと身構えてしまう…

ランチエーレ「憲兵の査察よ、漫画を片づけて!」

カラビニエーレ「任せて、私からすれば同業者みたいなものだから…よし、これでいいわ」艦名が「カラビニエーリ隊員」だけにきっちりした性格のカラビニエーレがあちこち手直しする…

…廊下…

提督「ここがソルダティ級の部屋です…ちょっといいかしら?」ノックをする提督

カラビニエーレ「どうぞ!」

提督「それじゃあ、ご覧になって下さい♪」

カルディナーレ「…失礼します……なかなか片付いているようですね」

アヴィエーレ「〜♪」

提督「ええ。艦娘たちはみんな真面目ですし、私も「イタリア海軍の名に恥じぬよう行動せよ」と常々訓示しておりますから…♪」カルディナーレに見えないよういたずらっぽく笑ってウィンクした

ランチエーレ「ぷっ…♪」


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