イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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106: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/06(火) 02:33:06.57 ID:Mzi6XeuM0
…鎮守府・廊下…

提督「ではこれから体育館の方へ…」

カルディナーレ「ええ…///」頬が桜色に染まり、しきりに眼鏡をずり上げては目をぱちくりさせている…

提督「どうかしましたか?」

カルディナーレ「いえ…どうも先ほどのワインが思っていたよりも効いてしまったようで……」

提督「あらあら…気分が悪くなったりしたらすぐ言って下さいね、どこかで休憩を挟みますから」

カルディナーレ「大丈夫です」

提督「そうですか、なら心配いりませんね…♪」そっと手を重ねる提督…

カルディナーレ「…どうして手を?」

提督「いえ…腰や身体ですとなれなれしいかと」(…こういう場合「真面目な女性は無理に親しさを装って触ったりし過ぎてはダメ」なのよね、おばさま♪)

カルディナーレ「…ええ、そうですね」と、ルチアがいつも一緒に歩くときのように提督の脇へとすり寄ってきた…

ルチア「ワフワフッ…♪」

提督「あら、ルチア…遊んでほしいの?今は駄目よ」

ルチア「ワンワンッ!」構ってもらいたいルチアが提督とカルディナーレの足元にまとわりついてウロウロする…

カルディナーレ「本当に大きい犬ですね……っ、きゃあっ!?」ルチアが踏み出した脚の間へ入り込むような形になってたたらを踏む…

提督「…っ、アンジェリカ!」…ぽすっ

カルディナーレ「……あ、ありがとうございます///」見事に提督の腕の中に収まったカルディナーレ…オーバルレンズの眼鏡が胸の谷間で斜めにずれて、鼻にかかっている……

提督「いえ…もう、ルチアったら!」

ルチア「クゥーン…」

提督「仕方ない子ね…ライモン、悪いけれどルチアを散歩にでも連れて行って?」

ライモン「はい。…もう、提督の邪魔をしたら駄目ですよ。さぁ、散歩にでも行きましょう?」

ルチア「ワフッ…♪」

提督「ふぅ…うちのルチアは可愛いですしたいていはお利口なんですが、時々ああいう子供みたいなところがあるんです」

カルディナーレ「…それより、少将///」(…今、私の事を「アンジェリカ」って///)

提督「はい、何か?」

カルディナーレ「…そろそろこの体勢を止めませんか……どうにも恥ずかしいので///」

提督「…そうですか?」カルディナーレの両手に自分の手を重ねると指を絡ませ「恋人つなぎ」にする提督…

カルディナーレ「あの…っ///」

提督「…アンジェリカ、私……貴女の事が好きみたいです///」

カルディナーレ「…じ、冗談は止して下さい。まだ数時間しか会ってもいない相手に……」

提督「いいえ…だってアンジェリカは……」

カルディナーレ「…なんですか?」(…どうせ「私の前に舞い降りた天使(アンジェ)のような女性だから♪」とでも言うのでしょう?…はぁ、そう言うのは聞き飽きてます)

提督「…とっても律儀な人だから」

カルディナーレ「…えっ!?」

提督「キンキン声で話す子供みたいな女性や、頭の悪い可愛いコぶっている女の子なんかと違って…真面目で、真剣で……///」

カルディナーレ「あ、あの…っ///」

提督「よかったら…貴女の手にキスさせて下さい……」

カルディナーレ「…いえ、こんな所で……誰かに見られたら…っ///」

提督「でしたら…こちらへ……///」目を伏せてそっとカルディナーレを見上げ、まつ毛をぱちぱちさせつつ角を曲がる…左右に人気がないのを確認してからそっとカルディナーレの薄い唇に自分の唇を重ね合わせた…

カルディナーレ「んっ…ふ……ん、ちゅっ…///」

提督「ちゅっ……素敵でしたよ、アンジェリカ…♪」

カルディナーレ「…ふぁぁ///」

………


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