イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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111: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/08(木) 02:28:34.60 ID:1/t9zx700
提督「それにしてもいい天気でよかったですね♪」

グレイ提督「ええ…出撃にうってつけの好天ですね」(※好天艦隊…大戦中の英首相チャーチルがイタリア艦隊を指して言った皮肉)

提督「…そうですね♪」

ライモン「…」

カヴール「…さぁ、お菓子はいかがですか?」

クィーン・エリザベス(エリザベス)「ええ、美味しゅうございますね…♪」

カヴール「あまり食べ過ぎて速度が落ちないようになさってくださいね♪」

(※クィーン・エリザベス級…25ノット。コンテ・ディ・カヴール級…公試速力27ノット)

提督「…こらこら、カヴール♪」

ライモン「…ふふっ♪」

ヴァイス提督「あー……カンピオーニ提督、このお菓子は何と言うお菓子ですか」

提督「それはカンノーロ(カンノーリ)です。筒状の生地を揚げて中にクリームを詰めたものですよ」

ヴァイス提督「なるほど…ところで、イタリア戦艦の測距儀についてですが……」

提督「ふふ、お茶の時間にですか…♪」

ヴァイス提督「あ…いえ、すみません///」

提督「いいんですよ、ヴァイス提督…階級はあんまり気になさらないでくつろいで下さい♪」

ヴァイス提督「はっ。お気遣い痛み入ります、そろそろビスマルクたちも来るころかと…」

ビスマルク「エントシュルディゲン(失礼)…着替えに少々手間取りまして」あまり軍服と変わらないようなダークグレイのブレザーとスラックス、ホワイトのシャツ、それにグレイグリーンのネクタイを締めている…

ティルピッツ「…申し訳ない」こちらはジャーマングレイのスラックスに淡い灰色のブレザー、白のシャツとペールブルーのネクタイで、まるで北海用の迷彩を選んだように見える…

グレイ提督「…なかなか渋いお召し物ね」

エリザベス「…」かすかに眉をひそめるグレイ提督と随伴の艦娘たち…

提督「えーと…二人は紅茶とコーヒー、どっちがいいかしら?」

ビスマルク「司令と同じものを」

ティルピッツ「姉上と同じものを」

提督「ふふっ…なら紅茶ね?」

………

…しばらくして・執務室…

提督「あー…肩が凝ったわ」肩を回し、げんなりしている…

ライモン「…わたしも疲れました、緊張した雰囲気でしたから……」

カヴール「ええ、それにイギリスの提督はなかなか皮肉がお上手で…♪」

提督「まぁまぁ、カヴールも一本取ったんだから…それにしても参ったわねぇ」

カヴール「絵に描いたような貴族のグレイ提督と「典型的ドイツ人」のヴァイス提督…ですか?」

提督「うーん…グレイ提督はさすがに「ホンモノ」の貴族だけあって上手く空気を和ませてくれるけど…クィーン・エリザベスがね……」

ライモン「もの凄い威圧感でしたね」

カヴール「それにドイツ艦の二人も…まるで棒を飲みこんだようでしたね」

ライモン「…あれでくつろげるものなんでしょうか?」

提督「ヴァイス提督もお話しのタネに困っているようだけど…まさかお茶の時間に『ガリレオ社製トリプル・ファインダー測距儀』の講義をさせられそうになるとは思っていなかったわ」

カヴール「夕食でワインが入って、少しは変わるといいのですが…」

提督「そうね…今夜はディアナに言ってうんと美味しいものを作ってもらうわ」

………


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