イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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115: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/10(土) 02:17:38.47 ID:7POlESz90
…しばらくして…

提督「んー…美味しい♪」

グレイ提督「ええ、とても美味しゅうございますね……噂や冗談と言ったものにも、一抹の事実が含まれているのかもしれません」(※冗談の一つで「飯の美味い国は戦争が弱い」)

提督「ふふ、かもしれません…ですが、いくら戦いに勝っても食事が貧しいのでは何のための勝利か分かりませんね♪」

グレイ提督「ふふ、そうかもしれません…あ、でしたら腕のいい料理人を連れて来ればよいのですよ」

提督「なるほど……ところでイギリスにはインド料理店が多いそうですね♪」

グレイ提督「ええ。わたくしが思うに…イギリスは他国のいい所を取り入れて、自国の風土に合わせてアレンジするのが得意なのです♪」

提督「イギリス風になるわけですね?」

グレイ提督「ええ♪」

提督「…それであんなに……いえ、何でもありません♪」(…さすがに深海棲艦の作ったカレーを食べただけで「だからイギリスのカレーは不味いのですね♪」っていう訳にもいかないわね)

グレイ提督「ふふ…ところでヴァイス提督、ドイツの料理はどんなものがあるのですか?よかったらわたくしに教えて下さいな」

ヴァイス提督「ドイツ料理ですか……代表的なのは白ソーセージや「血のソーセージ」、ザワークラウトなどがありますが」

グレイ提督「まぁ、美味しそうですね…それで、それを「使った」どんなお料理がありますか?」

ヴァイス提督「え…あー、その…私はあまり料理が得意ではないもので……」グレイ提督が放つイギリス流の皮肉を浴び、答えに詰まる…

提督「まぁまぁ…ヴァイス提督、良かったらイタリアの味を試してみて下さい♪」たっぷりとペンネ・アラビアータをよそってあげる提督

ヴァイス提督「ど、どうもありがとうございます…美味しいです」

提督「あぁ、それはよかったです……お飲み物は?」

ヴァイス提督「いえ、ワインを頂いておりますので…こんなにいいワインを飲んだのは初めてかもしれません」

提督「よかったらビールも用意しておきましたが?」ちらりとビスマルクたちの方に視線を向ける…

ヴァイス提督「?」

…テーブルの中央部…

ビスマルク「あー…いい心持ちだ、やっぱり飲み物は泡を引くビールに限る!」中くらいのジョッキに注がれた「レーヴェンブロイ」をぐいぐいと傾ける…

ティルピッツ「ですね…んっ、んっ、んっ……ぷは…ぁ♪」

チェザーレ「おぉ、見事な飲みっぷりではないか♪」(…さすが未開の地ゲルマニアに住まう原始人たちだ、まともなワインも知らないのだろう♪)

ポーラ「よかったらぁ、もう一杯いかがですかぁ〜?」ポン♪…と瓶の王冠を抜いてジョッキに近づける…

ビスマルク「あー…気持ちは嬉しいがな、フロイライン(お嬢さん)…さすがにビールばかりがぶ飲みしていてはどうかと思われるので、もう結……」

ポーラ「えへへぇ…ポーラはぁ、練習して上手な泡を出せるようになったんですよぉ〜♪」

ビスマルク「たしかにきめ細やかな泡が実にいい……では、もう一杯だけもらおう!」

ティルピッツ「あ、姉上…」袖を軽く引っ張るティルピッツ…

ビスマルク「…なんだ!?……このビスマルクがビールの数杯で不覚を取るとでも思ったか?」

ティルピッツ「い、いえ…」

ビスマルク「ならよし…うぅむ、いい泡だ」

…

ヴァイス提督「…シャイス(くそっ)」

提督「何か?」

ヴァイス提督「いえ…では一杯だけもらいます」

提督「ええ、どうぞ♪…グレイ提督には「イギリスらしく」ギネスの黒がありますが、どうします?」(ふふ、もちろん「ギネス」はアイルランドよね♪)

グレイ提督「ふふふ、「ギネス」はアイルランドのビールですよ♪」(イングランドとアイルランドを一緒にするなんて、なかなか皮肉の効いた冗談がお好きなようね♪)

提督「あ、これは失礼しました…♪」

カヴール「まぁ…提督ったら♪」

フルット「ふふ…っ♪」


………



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