イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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126: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/19(月) 01:50:29.28 ID:VUHSzbKi0
…しばらくして・工作室…

提督「…で、後はこのレバーを引けば建造が開始されるわけです」…相変わらず「ド○ター・フー」に出てくる電話ボックスとお洒落なクローゼットのあいのこ……のようなデザインをした建造装置の前に立ち、説明を終えた

グレイ提督「なるほど」

ヴァイス提督「ふむ、そう言う仕組みなのですか」

提督「ええ…では実際にお見せしましょう。リットリオ?」

リットリオ「はいっ♪」提督がレバーに置いた手の上に指を重ね、横目で愛おしむように提督を見た…

提督「では、建造を開始します」レバーを引き、周囲に低い機械音が響き始めた…

………

…

提督「さてと…あのカウンターがゼロになったら建造が完了します」

グレイ提督「ふふ、それにしてもお茶の時間を挟んだ上でまだかかるとは思いませんでした……さすがに戦艦ともなると時間がかかるのですね♪」さりげない口調ながら、それも「イタリアの造船所は能力が低いから」という意味での皮肉であることにピンと来た

提督「その分斬新なアイデアと進取の姿勢は持ち合わせておりますから♪」

グレイ提督「ふふ、言われてみれば……ド級艦のアイデアも、もともとそちらの物でしたものね」

ヴァイス提督「性能のバランスが取れていて、短距離の作戦では優秀な性能を発揮しうると思います」

提督「そうですね……さぁ、出てきますよ♪」

リットリオ「やっと二人に会えます……もう嬉しくてたまりません…っ♪」

…建造装置の上についているカウントダウンのタイマーがゼロになると、相変わらず目を開けていられないような瑠璃色、あるいは群青色の強烈な光が目を眩ませ、同時に建造装置のドアが中から開かれた…

明るい茶髪の艦娘「…」

栗色の髪と眼鏡の艦娘「…」

…リットリオ級の二人は長身で、メリハリの効いた身体は張りがあり、胸を強調するような淡いグレイのブラウスに黒のコルセット、折れ線の幾何学迷彩を意識した淡いグレイと濃いグレイのプリーツスカート、それと艦首を1.7メートル延長したことがあるせいか、黒いエナメルハイヒールを履いている…片方は髪を三色旗のリボンでアップに結い上げ明るい笑みを浮かべていて、もう片方は栗色の髪で眼鏡をかけ、なぜか多少不機嫌そうに目を細めている…

提督「初めまして、お二人とも…ようこそ♪」

茶髪の艦娘「ボンジョルノ……えーと…?」

提督「タラント第六鎮守府司令官のフランチェスカ・カンピオーニ少将です…よろしく♪」挨拶として左右の頬にキスをし、リットリオと同じような甘い匂いと張りのある肌を楽しむ提督…

茶髪の艦娘「それでは私も…リットリオ級戦艦二番艦、「ヴィットリオ・ヴェネト」です。活躍させてくれると嬉しいです♪」

眼鏡の艦娘「同じくリットリオ級三番艦。戦艦「ローマ」です。好きなものは『永遠の都』ローマに関わること全般、嫌いなものは航空攻撃と誘導爆弾です……よろしくお願いします、提督」

提督「ええ、よろしくね…あの、ローマ?」

ローマ「何ですか?」

提督「私が何かしたかしら?」

ローマ「いいえ、別に…いったいどうしてです?」

提督「だって……なんだか不機嫌そう」

ローマ「いえ、むしろ上機嫌ですよ……ただ、眼鏡の度が強くて…」

提督「あらあら……そのうちに直してもらいましょうね♪」

ローマ「そうして頂けると助かります」

ヴィットリオ・ヴェネト「それで、提督さんは……きゃあ!?」

リットリオ「んー、ちゅうぅっ!……よく来てくれましたねぇ、お姉ちゃんですよっ♪…覚えてます?」

ヴェネト「わ、分かってます、分かってます!……リットリオ姉さまでしょう?」

リットリオ「そうですよっ…わぁぁ、懐かしいですねぇ……はい、ローマも……んーっ♪」

ローマ「…ん、んんっ!……も、もう…リットリオ姉様は愛情表現が過激すぎです、もっとこういう物は時間をかけて…///」

リットリオ「そうかしら、いつも提督にしているのにくらべたらこんなの……あっ」

ヴァイス提督「…な、何!?」

グレイ提督「…なるほど、それで納得がいきましたわ」

提督「あー…」




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