イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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127: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/20(火) 11:37:25.08 ID:RK1r9fFE0
…しばらくして…

グレイ提督「…なるほど、それで納得がいきましたわ」優雅にティーカップのダージリンをすすりつつ眉を上げて見せた

ヴァイス提督「まぁ…その……とにかく、カンピオーニ提督が鎮守府の指揮を見事にこなしていることは間違いありません」

提督「…ヴァイス提督」

ヴァイス提督「は、はっ!……何でしょうか」

提督「あー…そこまで態度がぎこちないと、さすがに私も悲しくなります」

ヴァイス提督「も、申し訳ありません…」そう言ってちらりと提督の奥に目をやる…

リットリオ「はい、あーんっ♪」

ローマ「別にあーんしてもらわなくても食べられます……あーん///」

リットリオ「ふふっ、じゃあ今度はヴェネトね…「あーん」して?」

ヴェネト「あーんっ♪」

リットリオ「えへへっ…美味しい?」

ヴェネト「ええ、とっても♪」

ヴァイス提督「…」

提督「…可愛いですよね、リットリオたちは♪」

ヴァイス提督「いえ、そのっ!……別に私はそう言う目で見ていたのではなく…カンピオーニ提督から「そう言う関係である」と教えて頂いてから改めて観察すると……」

ザラ「…もう、口の端にクリームが付いてるわよ♪」

ポーラ「じゃあとってください、姉さま♪」

ザラ「はいはい…♪」ぺろっ♪

ポーラ「あんっ、もうザラ姉さまったら…///」

グレイ提督「確かに……皆さんずいぶんと親しげな感じがしておりましたが、これもまた「イタリアらしさ」なのかと思っておりましたわ」

提督「いえ…ここが特別に「仲良し」なだけで、中にはお互いに素っ気ない鎮守府もあると聞いております」

グレイ提督「なるほど…ところでカンピオーニ提督」

提督「はい、何でしょう?」

グレイ提督「よかったらわたくしに「百合」について教えて下さらない?」

ヴァイス提督「!?」

提督「別に構いませんが…グレイ提督にその趣味はないのでしょう?」

グレイ提督「ええ、今まで特に感じたことはありませんわ……ですが、イギリス海軍内にも様々な趣味の提督たちがおりますし、予習しておくのはいいことですから」

ヴァイス提督「…で、でしたら私も……」

提督「嫌なら別にいいんですよ、ヴァイス提督?」

ヴァイス提督「いえ、とんでもない…ただ、カンピオーニ提督からそれを聞いて、どうお付き合いすればよいのか少し……」

提督「別に、今までと変わりなく話しかけてもらってかまいませんよ……いきなり取って食べたりするわけじゃありませんもの♪」いたずらっぽいチャーミングな笑みを浮かべると、指先ですっと頬を撫で上げる…

ヴァイス提督「…り、了解」

チコーニャ(ガッビアーノ級コルヴェット)「…はい、あーんしてください♪」赤ん坊を連れてくるという「コウノトリ」だけあって、いつも何かしらのお菓子や食べ物を持っているチコーニャ…

ガッビアーノ「むぐむぐ……とても美味しいよ、もう一口欲しいな」澄んだ黄色の目をしたガッビアーノは「カモメ」らしくぼーっと海を眺めていたり、寂しげに漂っているような様子に見えるが、実は食い意地が張っていて何でもよく食べる……

チコーニャ「はい、どうぞ……あんっ、指まで食べちゃだめですよぅ♪」

ガッビアーノ「ふふ、美味しそうなものだから…つい♪」

チコーニャ「もう…お姉ちゃんたらぁ♪」ちゅ…っ♪

ヴァイス提督「…あんな小さな娘なのに、大胆というか…私だってあんな真似はしたことがないぞ……」

ビスマルク「…全く、度し難いな」

ティルピッツ「……私も姉上とあんな風に……いやいや、私は何を考えているんだ///」




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