イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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144: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/31(土) 01:58:26.82 ID:v8Ho/nM40
アヴィエーレ「あー…提督」

提督「なぁに、アヴィエーレ♪」

アヴィエーレ「今度から開発の時はあさっての方を向いてやった方がいいんじゃないかな……出たよ」

提督「……嘘でしょ?」

アヴィエーレ「嘘なもんか…ほら」真っ赤に塗られたマッキM33飛行艇が、まさに離水しようとしている絵柄のカードを見せた…

提督「…これはまた、ずいぶんとあっさりできちゃったわね……」

アヴィエーレ「ま…できたんだから文句なし……お礼に私の唇をあげよう♪」着ている物も態度も格好いいことは間違いないが、駆逐艦だけにどうしても背の高さが足りないアヴィエーレ…提督を腰掛けに座らせると、少し身を屈めてキスをした……

提督「んっ…ふふ、それじゃあさっそく飛ばして来たら?」

アヴィエーレ「ああ、そうさせてもらおう…チャオ♪」人さし指と中指の二本でキザっぽい敬礼をすると、足取りも軽く出て行った……

ブリン「行ってしまいましたな……それでは、今度はこちらの方に努力してもらいましょう♪」

提督「ええ…でもちょっと待って……さすがにくたびれたわ」椅子に腰かけたままアイスティをすすり、棚のあちこちを見回した…

バルバリゴ「……どうしたのだ?」

提督「ええ、何か甘い物が…ここにクッキーがあったはずよね……」

エモ「それは「夏季休暇の間にネズミや虫がたかったりしないように」…って言って、バカンスの前に食べちゃいましたよ?」

提督「あー…じゃあここにあった板チョコレートは?あれは休暇の後に入れたのだけど」…スパナやレンチの入っている引き出しの中に、一つだけ小ぎれいな紙が敷いてある引き出しが入っている……

ファー・ディ・ブルーノ「…あぁ、それでしたらこの間の掃海任務の後「ガッビアーノ」と「チコーニャ」がもぐもぐしておりましたな」

提督「……このティーセットと一緒に入れておいたピスタチオ入り焼き菓子は?」

サイント・ボン「申し訳ない。そのお菓子なら昨日の訓練後に食べてよいかオリアーニたちに聞かれ「別にいいのでは」と本官が言ってしまった……」

提督「むー……お菓子なしで建造なんかできないわ、何かないの?」

モロシーニ「と言ってもなぁ…我々は菓子など持ち合わせてはいないぞ」

バルバリゴ「食堂に電話をかけたらどうだ?」

提督「うーん…」

チコーニャ「提督、ライモンドから書類の事で……って、どうかしたんですかぁ?」

提督「あ、ちょうどいい所に…ねぇチコーニャ、何かお菓子を持っていないかしら?」

チコーニャ「お菓子…れふか……ちゅぱ…手持ちはちょっと…」口の中で何かを動かしている…

提督「そう…じゃあ口に入っているそれは?」

チコーニャ「えーと、アメ玉れふよぉ……」

提督「ねぇ、チコーニャ…私、そのアメが欲しいのだけど♪」

チコーニャ「ふぇ…っ!?」

提督「開発で体力を使ったから甘い物が欲しくて仕方ないのに、ここにあったお菓子がみんな食べられちゃっているんだもの……ね、いいわよね?」

チコーニャ「でも…ちゅぱ……これ、私の食べかけですよぉ?」

提督「全然かまわないわ…むし歯なんてないでしょう?」

チコーニャ「はい……でも、本当に?」

提督「ええ…ぜひとも私にちょうだいな……♪」

チコーニャ「分かりました…それじゃあ何かお皿を……」

提督「ふふ、直接ちょうだいするから必要ないわ……れろっ…ぬちゅ……あむっ…♪」

チコーニャ「んちゅ…んんっ、ちゅる……ん♪」てろっ…と唾液の糸を引きつつ、大きなガラス玉のようなアメを口移しする……

提督「ちゅぱ…うん、おいひい……♪」

チコーニャ「き、気に入ってもらって何よりです…っ///」

ブリン「……さて、それではいい加減建造に入ってもらおうかな」

提督「ふぁ…い」


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