イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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177: ◆b0M46H9tf98h[saga]
2018/04/17(火) 02:31:34.87 ID:jMardDIx0
リットリオ「それじゃあ改めて♪」ヴォロロロ…ッ

提督「うーん、この独特のエンジン音に丸っこいデザインはいいものね……ドリア、どうしてそんなに怪訝な顔をしてるの?」

ドリア「いえ、提督が先ほどからあの車を「フィアット500」と…新型モデルなんですか?」

提督「いいえ。それどころかかなりの旧式よ……どうして?」

ドリア「いえ…私の知っているフィアット500「トポリーノ」(ハツカネズミ)とは違いますので……」

(※トポリーノ…戦前生まれの初代「フィアット500」についた愛称。両目に見える位置の高いヘッドライトと、小回りが効きハツカネズミのようにちょこまか動き回る様子から名づけられ、フランスでも「シムカ・5」(シムカ・サンク)としてライセンス生産された。映画「ローマの休日」でグレゴリー・ペックとオードリー・ヘップバーンがドライブしたときにも使っていた、イタリア大衆車の元祖)

ライモン「…やっぱり時代の差が……」

提督「あー…ドリアの世代だとそうなるのも無理ないわ。リットリオの500は戦後生まれの二代目「NUOVA」で、今では三代目が主流なの…トポリーノは初代よ」

ドリア「なるほど、そうでしたか…」むっちりした張りのある身体をしていながら「やれやれ」と、おばあちゃんのように首を振るドリア……

提督「ええ…あ、戻ってきたわ」

リットリオ「ただいま戻りました、提督」

提督「お帰りなさい、調子はどう?」

リットリオ「おかげ様でいい調子ですっ♪」

提督「そう、それなら車庫はまだ空いてるから……駐車は大丈夫?」

リットリオ「はいっ、それはもう…よいしょ♪」かなりぎくしゃくしながらも車庫の空きスペースにフィアットを入れる…

提督「はい、お上手…それじゃあそろそろお昼にしましょうね♪」

リットリオ「はいっ♪」

ローマ「お昼は何かしら…たまには北部風の料理が欲しい所ね」

提督「んー、それは料理担当のディアナかエリトレアに言うしかないわ……今度でよければ私が作ってあげるけれどね♪」

ヴェネト「じゃあ今度お願いします…ね、ローマ?」

ローマ「そうね…たまにはフェットチーネに絡まる濃厚なカルボナーラが食べたいのよね」

提督「ふふ、北イタリアの料理はカロリーが怖いわよ?」

ローマ「赤ワインを飲んでいれば大丈夫よ…それより提督こそ、ふとももとお尻に気を配った方がいいんじゃない?」

ライモン「…全くですよ。提督ったら気が向いた時に海で泳ぐか、私やカヴールさんがやいのやいの言ってようやく運動するだけなんですから」

提督「それは、だって…ほら、執務もあるし……」

ライモン「…そんなに忙しいですか?」

提督「いえ…まぁ、それだけじゃなくてみんなとの交流も必要でしょうし…グレイ提督とヴァイス提督をもてなさないといけないし……」

カヴール「それにしても提督はのんびりなさっておられます……朝食を済ませたらお茶とお菓子…執務を少々こなして、昼食の後はお昼寝…午後はちょっとした執務の後にコーヒーや紅茶を味わい…その後は会議室で流す午後の映画を見るか、料理を手伝いつつ「味見」をなさって…さもなければ艦娘のみんなとおしゃべりに興じる……なかなか素敵な一日の過ごし方ですね♪」

提督「…なかなか手厳しいわね」

カヴール「うふふっ、私はただ「たまには運動の一つくらいなさった方がよろしいですよ」…と、申したかっただけです♪」

提督「了解…それじゃあ今日の午後はトレーニング室へ行くことにしましょう……はぁ、士官学校を卒業してようやく「腹筋」だの「腕立て伏せ」だのっていう運動からおさらばできたと思ったのに、まさかカヴールから「お小言」をいただくとは思わなかったわ…」

チェザーレ「そう言う時こそ「カヴールよ、お前もか!」と言うべきであるな♪」

提督「ふぅ…全くね」

カヴール「まぁまぁ……ちゃんと運動したら私からごほうびをあげますから…♪」にっこりと笑みを浮かべるカヴール

提督「…それじゃあうんと期待させてもらうわよ?」

カヴール「ええ、カヴールにお任せあれ…です♪」

ライモン「わたしも…頑張っている提督の事が好きですよ///」

提督「そう……なら腹筋の三十回くらいこなしてみせないといけないわね♪」

リットリオ「ふふっ…その意気ですよ、提督っ♪」

ローマ「ま、応援してるわ…♪」



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