イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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187: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/04/24(火) 02:59:24.89 ID:EkOf6jxk0
…夕食時…

提督「ふぅぅ、シャワーを浴びてさっぱりしたら…急にお腹が減ってきたわ♪」

カルロ・ミラベロ(ミラベロ級駆逐艦)「ふふ、提督はいつもお腹を空かせていると思うわ……こっちの方でもね♪」ふとももを愛撫するミラベロ…

提督「ふふ…またお仕置きされたいのかしら。手はおひざの上にどうぞ?」ミラベロの小さい手をとって膝の上に戻す提督…

ミラベロ「あんっ、もう…♪」そこそこの高さがある椅子だけに、床へ届かない脚を空中でぶらぶらさせているミラベロ…


…一見すると小柄でいかにも幼いが、第一次大戦時に計画された駆逐艦が第一次大戦後の20年代になって完成したとあって駆逐艦勢のなかでは最年長……のはずが、やはり見た目のせいで耳年増でませているように見えるミラベロ級駆逐艦の「カルロ・ミラベロ」「アウグスト・リボティ」の二人……


ポーラ「…カクテルは何にしますかぁ〜?」提督たちのテーブルへやって来て食前酒の注文を聞くポーラ…

グレイ提督「…それでは、ピンク・ジンをいただきますわ」

(※ピンク・ジン…カクテル。ジンに数滴の「アンゴスチュラ・ビターズ」(赤色を帯びた薬酒)をたらしステアあるいはシェークしたもの。イギリス海軍は長くジンを配給していたことから士官の食前酒として愛飲されていた)

提督「じゃあ私は……白にしておくわ」

ポーラ「えへへぇ、了解しましたぁ〜。…ヴァイス提督は何になさいますかぁ〜?」

ヴァイス提督「あ、あー…レーヴェンブロイをお願いする」

ポーラ「はぁ〜い、お待たせしましたぁ♪」…しばらくするとグラスや瓶を盆に載せて戻ってきた

提督「……それでは」

グレイ提督「ふふ「君の瞳に乾杯」…♪」

提督「まぁ…「カサブランカ」とは素敵ですね♪」

グレイ提督「ふふ。ところがわたくしはカサブランカより先に「007/ムーンレイカー」で知ったのです……ふふっ、おかしいでしょう♪」

(※「007/ムーンレイカー」に出てくる悪役「ジョーズ」が訳ありながら結果的に007を助けることになり、007の脱出後に、ジョーズが一目ぼれしている「メガネでおさげ」の目立たない娘にシャンパンをごちそうしようと「ジョーズ独特な」やり方で栓を開けてから、カサブランカの名セリフを引用して言う…見た人はなにかと驚く場面)

提督「うっふふふ、それじゃあ私はあのメガネでおさげの娘ですか?」

グレイ提督「ジョーズよりはいいではありませんか…でしょう?」

提督「ふふふふっ、それはそうですが…♪」

ヴァイス提督「失礼……お二人とも一体何の話をなさっているのですか」

グレイ提督「え?…あの、まさかとは思いますが……ヴァイス中佐は「007」をご存じないのですか?」

ヴァイス提督「いえ、スパイアクションの映画であることは知っていますが……別段興味を引かなかったもので見ませんでした」

グレイ提督「まさか…ふふ、きっとご冗談ですわよね」

ヴァイス提督「いいえ。私は別段フィクションを見たいと思うことはありませんから……現実にある事を描いたドキュメンタリーの方が、色々と考えさせられるので好みです」

グレイ提督「…わたくしもドキュメンタリー映画は嫌いではありませんわ……ですが英国が生んだ最高のスパイ映画をご覧になったことがないなんて」イギリス貴族の女性でしかできないようなキングス・イングリッシュのアクセントに見事なほど軽蔑と皮肉を込めて「嘆かわしい」と言うように声を上げた…

提督「…」

グレイ提督「どうして見たいと思わなかったのかしら……車の趣味…いえ、それとも銃の趣味かしら……でも「PPK」はドイツのピストルですもの、と言うことは銃の趣味ではありませんわね…それでは「奇想天外な秘密兵器」のせいでしょうか?」

ヴァイス提督「…いえ、そもそもああいった「色男」が出て来る映画と言うのが……別に格好いい男性は嫌いではありませんが、やさ男と言いますか…女たらしのようなキャラクターは女性を手もなく口説くことが出来ると思い込んでいるような感じがして…ですから好みではありません」

提督「ふふ…シャルロッテとはもっと仲良くなれそうです♪」(…私も時々007が女性だったらいいのにと思っていましたから♪)

グレイ提督「…なるほど……しかしそこを差し引いても痛快な所が007の魅力ですもの。機会がありましたら…と言うより、わたくしからそちらの鎮守府にセットをお送りしておきますわ」

ヴァイス提督「だ、ダンケシェーン…」

提督「それでは話も済んだことですし……アンティパスト(前菜)はオリーブとトマトのざく切り、それにカッテージチーズを合わせた南イタリアらしいサラダ…それとムール貝のワイン蒸しですよ♪」

グレイ提督「まぁ、綺麗なものですわね…それではムール貝をいただきたいですわ♪」

提督「ええ、どうぞ…♪」

ヴァイス提督「では、私もムール貝を…」

提督「はい♪」

ミラベロ「ねぇ提督……提督は私のおへそにムール貝を載せて「ちゅるっ」ってしたいんじゃない…?」背中を伸ばして提督の耳にささやきかける…

提督「ふふ、全くもう…そういうことをする時は生牡蠣よ♪」

ミラベロ「あら、ごめんなさい…♪」



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