イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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80: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/02/16(金) 01:47:49.79 ID:wqApxChN0
…翌朝…

提督「…ん、んんぅ……朝の光が眩しいわね」一週間近くもの間、ずっと洞窟のような場所にいたせいか日差しが目を射る……目を細めてサングラスを探す提督…と、ベッドで寝息を立てている可愛らしいライモンの姿が目に留まった…

提督「…♪」いたずらっぽい笑みを浮かべると化粧台をから何かを取りあげてライモンに近づき、それから下の階に下りて行った……

…食堂…

提督「おはよう。お母さま、おばさま…それにチェザーレ♪」ちゅっ…と頬にキスをすると、食卓についてコーヒーと新聞を取った…

チェザーレ「うむ、おはよう…この何日かはチェザーレはなかなか寝つかれなくてな、昨夜は泥のように眠らせてもらった……アッテンドーロもまだぐっすり眠っているぞ♪」

提督「ごめんね…心配をかけたわ」

クラウディア「いいのよ、フランカが無事に戻って来ただけで充分…はい、朝ご飯よ♪」

提督「ありがと、お母さま♪」

シルヴィア「ま、いい刺激になったわね…」

提督「ふふっ…おばさまったら♪」

ライモン「…ふわぁぁ……提督、こちらでしたか…おはようございます♪」珍しく寝ぼけまなこで下りてきたライモンは、左右の頬にキスをしてから食卓につこうとする…

チェザーレ「ほう…なかなか大胆だな♪」

クラウディア「あらあら…うふふっ♪」

シルヴィア「へぇ…」

提督「…くすっ♪」

ライモン「あの……わたしの顔に何かついてます?」

チェザーレ「ふふふ、鏡を見てみるといい…♪」手鏡を差しだすチェザーレ

ライモン「…鏡ですか…って、あぁっ///」ほっぺたに濃い紅のルージュでキスマークが付けられている…

提督「くっ…ふふっ、あははっ♪」

チェザーレ「ははははっ、傑作だ♪」

ライモン「も、もう…提督がさらわれてからというもの、わたしが寝ずに頑張っていたのにこのいたずらですかっ……///」

チェザーレ「と、口で言う割にはにやけているな…♪」

クラウディア「もう、フランカったら……ほら、ライモンちゃん。メイク落としを貸してあげるから…」

ライモン「…そ、そうですね……でも少しもったいないような///」

シルヴィア「ふぅ…朝から甘いわね……」


…食後…

提督「はぁぁ…美味しかったぁ……幸せ…♪」

クラウディア「うふふ、お昼にはフランカの好きなものをいっぱい作ってあげるから…ね♪」

チェザーレ「うむ、無事に戻ってきたお祝いという訳だな…ところで……」名前が並んでいる紙を渡される…

提督「なぁに、これ…みんな私の知り合いばっかりだけど?」

チェザーレ「いかにも…このリストに書いてあるのは提督が連れ去られてから情報を聞き出したり、「損傷を与えた敵潜の撃沈確認」と言う名目で手を借りた軍のお知り合い方だ」

提督「こんなに聞いて回ってくれたの……本当にありがとう…///」

チェザーレ「うむ…が、間違っても公にすることも出来ぬ事ゆえこの方々には本当の事情は伏せておき、その上で「提督からの個人的な頼み」と言うことにして聞き出したのだ……つまり、「見返り」が必要という訳だな」

提督「…え、ちょっと待って」

チェザーレ「…夏季休暇の残り数日はプレゼントの購入とお礼の電話にかかりきりになってもらうのでな、よろしく頼むぞ…♪」

提督「…うぇぇ」


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