イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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81: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/02/18(日) 01:46:25.00 ID:JBRTlGme0
…夏季休暇最終日…

提督「はぁ…ふぅ……ひぃ…」暑い夏の最中にランチアと自宅を往復する提督…隣にはシルヴィアのオープンクーペ、綺麗なイタリアンレッドの「アルファロメオ・ジュリエッタ」が停まっていて、クラウディアもリボンやおしゃれな包み紙に包まれた贈り物をトランクから降ろしている……

チェザーレ「やれやれ…これでようやく全部用意できたな」

アッテンドーロ「私たちに心配をかけたんだから、そのくらいはしてもらわないとね」

提督「それにしたって…お礼の電話と礼状、それにプレゼントのお買いもの…まったく、これじゃあちっとも夏季休暇にならないわ……」

ライモン「まぁまぁ、またお世話になることもあるかも知れませんし…ね?」

提督「ええ、そうね…はぁぁ……」

クラウディア「うふふっ、お疲れさま…それじゃあこれは宅配便にお願いしておくから、宛て名とあなたの任地だけ書いておいてね♪」

提督「はぁーい……お母さま、おばさま…買い物につき合ってくれてありがとう」

クラウディア「いいのよ、お買いものするの楽しかったもの♪」

シルヴィア「それにしても時間がかかったけれどね…ま、たまには「ジュリエッタ」も走らせてあげないといけないし」

提督「車を出してくれて本当に助かったわ、シルヴィアおばさま」

シルヴィア「別にいいわよ…さ、お昼にしましょう?」

提督「はぁい♪」


…翌朝…


提督「それじゃあ忘れ物はなーい?」抜けるような快晴の空の下、すっきりしたサマーワンピースとサングラス姿の提督

ライモン「はい、大丈夫です」

アッテンドーロ「同じく、ばっちり準備したわ」

ルチア「ワフッ…♪」後部座席の床に寝そべり、ムツィオに頭をかいてもらっている…

チェザーレ「うむ…それに忘れていることに気づいたら忘れ物ではあるまい」

提督「そういうことを言わないの…それじゃあ、お母さま、おばさま……また冬の休暇の時にでも戻ってくるわ。あと、秋の初めに基地祭があるから、よかったら来てね♪」

シルヴィア「そうね、その時にはお邪魔するわ…」

クラウディア「ええ…あ、そう言えば♪」

提督「なぁに、お母さま?」

クラウディア「よかったらこれを持って行って?」口にテープを貼って閉じてある大きな紙袋を渡した…

提督「これ、なあに?」

クラウディア「ふふっ、それ?お母さまから可愛いフランカへ悪ふざ……フランカが艦娘の女の子たちと親睦を深めるのに使えるように用意したの♪」

提督「今、「悪ふざけ」って聞こえた気がしたのだけど…」

クラウディア「ふふっ、そんな訳ないじゃない♪…それじゃあ、タラントについたら電話をちょうだいね?」…ちゅっ♪

提督「ええ、そうするわ…それじゃあ、行ってくるわね」

シルヴィア「行ってらっしゃい…♪」

提督「ええ、行ってきます♪」運転席から手を出してクラウディアとシルヴィアに手を振ると席に座り、滑らかにアクセルを踏み込んだ…

ライモン「おかげで忙しい夏休みでしたが、なかなか刺激的でしたね…?」

提督「ええ、それにしても刺激的すぎたけど……さ、タラントまで飛ばして行きましょう♪」



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