イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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883: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/07/18(火) 01:47:20.45 ID:svOXb5PM0
クズネツォワ「ダー……詳細はもはや闇の中になってしまったが、基本的にはそういった経緯でフルシチョフのころに研究が開始されたらしい。そして何十年もかかってソ連崩壊の直前、ようやく実用化の目途がついた」

提督「……ええ」

クズネツォワ「そこで研究所としては誰か被験者を探さなくてはならない……とはいえ大祖国戦争を知る世代も減り、当初の目標だった「生産性のある人口の増加」も人海戦術に頼る時代が過ぎていたことから推進する理由が失われていたし、ソ連末期ということで人材を集める資金もなかった。そこで私の「片方の」母、科学者のユーリアが当時親しくしていたバレエダンサーのマリアを口説いて被験体になってもらったのだ」
以下略 AAS



884: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/07/31(月) 01:57:18.47 ID:0v3FzSsN0
………

提督「そして産まれたのが……」

クズネツォワ「ダー。この私だ……もっとも、私が生まれてすぐに「予算の削減」で実験は中止。それから十年もしないうちにソ連が崩壊して、研究所も実験のレポートも失われてしまったから、今では証明のしようもないがな」肩をすくめてみせた……
以下略 AAS



885: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/08/08(火) 02:20:21.30 ID:0N3qegzU0
…朝…

提督「送って下さってありがとうございます、ユーリア」

クズネツォワ「ああ。ではな」
以下略 AAS



886: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/08/15(火) 01:57:29.95 ID:i4/jssu/0
提督「それにしてもソ連の方がなくなってGRUが残るだなんて、当のロシア人だって思いもしなかったでしょうね」

(※GRUはソ連崩壊後も「ロシア連邦軍参謀本部情報総局」として名前を変え、ほぼ組織を残している)

フェリーチェ「どこでも組織なんていうのはそういうものよ。そしてその血脈を受け継いでいるのがクズネツォワ少将ってわけ」
以下略 AAS



887: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/08/20(日) 01:38:24.41 ID:I2vJbfKD0
…午前中…

ニッカネン「カンピオーニ少将にフェリーチェ大尉、ご機嫌いかがですか」

提督「ええ、おかげさまで元気です」
以下略 AAS



888: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/08/28(月) 02:50:35.30 ID:J4WEynrY0
…軍事博物館…

ニッカネン「……軍人としては光栄ですが、せっかくの自由時間に訪問するのがこのようなお堅い施設で良いのですか?」

提督「ええ。ヘルシンキ旧市街も素敵だけれど、初日にある程度は回ることが出来たから……それに、色々と用意してくれているのでしょう?」
以下略 AAS



889: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/09/11(月) 01:01:00.15 ID:vcNtmlmO0
…昼食後…

提督「はぁ……美味しい」

ニッカネン「……午前中は射撃を楽しんでもらえたようで何よりです」
以下略 AAS



890: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/09/21(木) 01:42:40.22 ID:GpOw/6mp0
…出張最終日…

フェリーチェ「今日で帰国だけど、出張はどうだった?」

提督「そうねぇ。短かったようで長かったような、長かったようで短かったような……とにかく今は鎮守府に戻って、ベッドでゆっくりしたいわ」
以下略 AAS



891: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/09/28(木) 01:55:50.76 ID:fWeSDmOH0
…しばらくして・提督執務室…

デルフィーノ「はい、こちらタラント第六鎮守府です」

提督「チャオ、デルフィーノ♪ 私だけれど、聞こえる?」
以下略 AAS



892: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2023/10/04(水) 01:52:33.01 ID:pkZtqh5L0
マエストラーレ「提督、提督っ♪」

オリアーニ「なんだか久しぶりな感じ……ね、キスして?」

ルビノ「早く提督の熱い唇をちょうだい……っ♪」
以下略 AAS



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