イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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951: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2024/11/15(金) 01:27:19.40 ID:MKgHJg860
…新年・朝…

提督「新年おめでとう、お母さま、おばさま♪」

クラウディア「ええ、新年おめでとう♪」

シルヴィア「新年おめでとう……フランカも一杯いかが?」

提督「おばさまったら、朝からスプマンテ?」

シルヴィア「せっかくの新年だもの、いつもとは違うことをしようと思ってね」

クラウディア「シルヴィアったら朝からお風呂に入って、スプマンテを開けてごきげんなの…///」そう言って手のひらを上に向けているクラウディアの首筋には吸い付かれたような桃色の痕が残っている……

提督「いつも通りなのはお母さまとえっちしたことくらいね」

シルヴィア「まぁね……朝日を浴びながらクラウディアを抱くのは格別だったわ」

クラウディア「もう、シルヴィアったら……♪」

提督「新年早々ごちそうさま……お母さまたちがこの調子じゃあ、私も一杯もらわないとやっていられそうにないわ」グラスを出して飲み口の良いスプマンテ「モスカート・ダスティ」を注ぐ……

シルヴィア「こうやって朝日に透かすと綺麗でしょう?」

提督「そうね。明けの海原に潮風、森のざわめきに金色に抜けるような朝焼け、グラスにはひんやりしたモスカート・ダスティ……ぜいたくの極みね」

クラウディア「それから私たちのキスも付けてあげる♪」ちゅっ♪

シルヴィア「私たちの可愛いフランカに……♪」ちゅ……♪

提督「それじゃあ私からも……♪」ちゅ……っ♪

クラウディア「ふふ、ありがとう……フランカもアンナちゃんといずれこういうやり取りをするようになるのね♪」

提督「ちょっと、お母さま……!」

クラウディア「あら、でも年の瀬にアンナちゃんのお家へ出かけたときはまんざらでもなさそうだったわよ?」

提督「べ、別にそこまでじゃないわ……アンナとは幼馴染みだけれど、いつも私の事を振り回すし……///」そう言いながらも、アンナと過ごした年末を思い出して頬を赤らめた……

…数日前…

提督「……チャオ、アンナ」

アンナ「おはよう、フランカ……さ、乗って♪」銀色のマセラッティ3500GTでカンピオーニ家の門の前までやってきたアンナ……その目はサングラスで隠れているが、濃いさくらんぼ色のルージュを引いた唇は口角があがっていて、少しえくぼも出来ている……

提督「ええ」

…提督はクリーム色のメルトンのコートに、長身に映えるヴィヴィッドな色合いのローズピンクのリブ編みセーター、キャラメル色のフレアスカートに黒のストッキング、頭には少しフェミニンな要素を狙いすぎた感があるように思えたが、白ウサギのようにふわふわしたバスコ(ベレー帽)をかぶり、黒革のニーハイブーツで足元を固め、手にはハンドバッグを持っている……軽く吹いてきた「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の甘く華やかなバラの香水は、提督の気に入っている香りで、身じろぎするたびにふっとかすかに立ちのぼる…

アンナ「フランカったら良く似合ってるわ、私のためにお洒落してくれたのね?」

提督「えぇ、まぁ……そういうアンナだってとっても綺麗よ♪」

アンナ「そりゃあせっかく許嫁と過ごせるんだもの、ぼろを着てくるわけには行かないわ……ん♪」

…そう言って両手で提督の頬を挟みこむと、身体を寄せて唇を重ねるアンナ……熱っぽいキスにふさわしいプラダの香水が鼻腔を満たし、甘いバニラとムスクの香りで頭がくらくらするような気がした…

提督「ち、ちょっと……うちの門の前でなんて、いくらなんでもせっかちすぎるわ……///」

アンナ「このくらい挨拶みたいなものよ……だいたいろくに会う機会も作らないで私の事を焦らしているのは貴女なんだから……んふっ、んぅ……っ♪」

提督「んぅぅ、ん……♪」

アンナ「ぷは……はぁ、はぁ……はぁ……っ///」自分から唇を重ねておきながら、提督にキスを返されただけで肩で息をしている……

提督「こういうのも久しぶりね……アンナ♪」

アンナ「え、ええ……言っておくけれど、今日はずうっと私のわがままに付き合ってもらうわよ?」

提督「……はたして身が持つかしら?」

アンナ「そんなことを言って、情けないわね」

提督「ふふっ♪ 私が、じゃなくて……貴女が、よ?」ちゅ……っ♪

アンナ「んっ……もう、いいから車を出すわよ/// 早くしないと一日が終わっちゃう」照れ隠しのようにアクセルを踏み込み、土ぼこりを後ろに引きながらマセラッティを加速させた……


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