イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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959: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2025/01/11(土) 01:21:19.45 ID:RaiIvtHJ0
…しばらくして・食堂…

提督「ふぅ……何だかんだ言って鎮守府も悪くないわ」

デュイリオ「ふふ、そうでしょうとも……♪」

ライモン「///」頬を赤らめてぷいと横を向いた……

提督「ええ♪」

ルチア「ワンワンッ!」

提督「あらルチア、お留守番させちゃってごめんなさいね……元気だった?」

ルチア「ワフッ……!」

提督「あらそう、良かったわねぇ♪」

…提督がくつろいだ格好に着替えて食堂にやってくると、ルチアがちぎれそうなほど勢いよく尻尾を振って駆け寄ってくる……途端にそれまでの落ち着いた様子はどこへやら、提督はルチアと一緒に暖炉の前の敷物に寝転がって白い体毛をくしけずり、お腹を見せて身体をよじるルチアをわしゃわしゃと撫でさする…

ドリア「あら、提督ったら……ルチアとじゃれるのもほどほどにしないと、お洋服に毛がついてしまいますよ?」

提督「いいのよ、どのみち普段着なんだから……あぁ、はいはい♪ お土産も持ってきてあげたわよ♪」

ルチア「ワフッ、フガフガ……♪」

提督「こらこら……そんなに焦らないの♪」手に持っていた袋から取りだしたのはとがった部分を切り落としほどの良い長さにしてある鹿の角で、表面は木目のように白い部分と茶色の部分でしま模様を帯びている……

ルチア「ワフッ……」ガリガリと音立てて角をかじる……

提督「やっぱり好きなのね……さてと」ルチアと一緒に暖炉の前で寝転がっていてついたほこりを払い、立ち上がる……

提督「……改めまして、ただいま……みんな♪」

ライモン「お帰りなさい、提督」

アッテンドーロ「姉さんも提督が戻ってきてようやく落ち着いたって所よ」

ライモン「もう、ムツィオってば……///」

ディアナ「ふふ……提督がお戻りになられて、わたくしどもは本当に嬉しく思っておりますよ」

提督「ありがとう」

レモ「ねぇねぇ……感動の再会はいいけどお腹が空いたからご飯にしよう?」

ロモロ「さんせーい♪ ディアナってば朝からずーっと支度をしてたんだから、きっとすごいご馳走だと思うの!」

チェザーレ「やれやれ、まったく食い意地の張った娘どもであるな……♪」

提督「結構なことじゃない。それじゃあ手を洗ってくるから、戻って来たら食事にしましょう」

レモ「やったぁ♪」

…昼食…

提督「これはまたずいぶんと頑張ってくれたようね?」

ディアナ「せっかく提督がお戻りなのですから……お味はいかがでしょうか?」

提督「ディアナの食事が美味しくなかったことなんてないわ♪ それと持ってきたワインだけれど、良かったら全部空けちゃっていいわよ?」

…パルマハムのスライスと半熟卵が載ったビスマルク風ピッツァに、牛すね肉をトマトソースの中でほぐれるまで煮込んだラグーなど心づくしのご馳走が並ぶ……提督が故郷の街で買ってきた地場のワインを素焼きのカップで飲みながら暖炉のはぜる音を聞いていると、窓越しに聞こえる波音とあいまってくつろいだ気分になる…

マエストラーレ「ふぅ、美味しかったわ……ちょっとリベッチオ、口に付いてるわよ」

リベッチオ「じゃあ取って?」

マエストラーレ「自分でやりなさいよ。まったく甘えん坊なんだから……」

提督「ふふ、このやり取りもいつも通りね♪」

ライモン「はい♪」

ディアナ「あとは公現祭の日にプレゼントを開けて、ご馳走をいただくといたしましょうね」

提督「そうね」

アッテンドーロ「それと休暇の間はのんびりしてたんでしょうから、その分の運動もすることね」

提督「さて、なんのことかしら?」

アッテンドーロ「……なんだったら姉さんとベッドの上で「運動」すればいいじゃない」

提督「それは言われなくても♪」


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