イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]
2025/06/08(日) 02:33:54.40 ID:0zBRxkTM0
提督「ガリレオ、クリスマス休暇の時に使った航空券や列車の切符の額が分かるものを……」
提督「ニコ、貴女がクリスマス休暇で使った旅費には補助が出るから領収書を……」
提督「あらバンデ・ネーレ、ちょうどいい所に。休暇の時に使った交通手段の領収書を……」
………
…しばらくして…
提督「リベッチオ、少しいいかしら?」
リベッチオ「うわ、領収書お化けが出たぁ!」噂が広まっているのか、寝転がって本を読んでいたリベッチオがすっとんきょうな声を出した……
提督「もう、いきなり失礼ね」
リベッチオ「それじゃあ別の用事?」
提督「いいえ。特に貴女は領収書も明細もまるっきり提出していないから、このままだと管区司令部に補助の申請が出せないわよ?」
リベッチオ「ほらやっぱり……それに領収書なんてもらってないもん」
提督「もう、休暇の交通費には補助が出るからもらっておくようにって言ったでしょう……」肩をすくめ手のひらを上に向ける提督……
リベッチオ「だってぇ……」
提督「仕方ないわね……それじゃあリベッチオ、スーツケースは?」
リベッチオ「スーツケース?」
提督「ええ、ちょっと出してくれる?」
リベッチオ「いいけど……んしょ」クローゼットの下段に仲良く収まっている姉妹お揃いのスーツケースから自分のを引っ張り出した……
リベッチオ「よいしょっと……それで、スーツケースがどうかしたの?」
提督「ええ、もし運が良ければ……やっぱり♪ これがあれば大丈夫なはずよ♪」提督が指さしたのはスーツケースの持ち手に付けられた空港の手荷物タグ……
リベッチオ「それでいいの?」
提督「ええ。これなら行き先や日付も分かるし……持って行っても構わないかしら?」
リベッチオ「いいよ? 別に荷物タグなんていらないし」
提督「了解、これでどうにかなりそうね」
…夕食後…
提督「ふぅ……これで揃えられる範囲のものは揃えたわね」スキャンした領収証や旅費の証明になりそうなチケットの半券やタグの画像をデータとして添付し、申請を終えるとシステムを閉じた……
ライモン「お疲れさまでした、提督」
提督「いいえ。それに皆が大変な思いをしてもらっているお給金だもの、せっかく補助や還付があるならもらっておかないと……ね?」
ライモン「ありがとうございます」
提督「ノン・ファ・ニェンテ(いいのよ)……それより浮いたお金で何かお買い物でもするといいわ」
ライモン「ふふっ、そうですね♪」
提督「それにしても疲れたわ……お風呂にでも入るとしましょうか」
ライモン「分かりました、それでは着替えを……」
提督「別に貴族じゃないのだから、そこまでしてくれなくたっていいわ……それよりライモン、一緒に入る?」
ライモン「えっ……その、構いませんか///」
提督「構うも構わないも、私から誘っているのよ? ライモンさえ良ければぜひご一緒したいわ」
ライモン「わ、分かりました……それじゃあ着替えを取ってきます///」
提督「ええ、それじゃあ大浴場の前で♪」
…まとめていた髪をほどいて頭を振ると、パイル地のバスローブとメイク落としなどが入った浴用品のポーチを小脇に抱えてゆったりと歩き出した……そして海軍士官ならではの職業病で、窓辺によるとついつい海の様子や天候を確かめてしまう……海面は少し荒いが月が冴え渡り、白い波頭が明るく浮き上がるように見えている…
提督「少し荒れ気味ね……深夜哨戒の娘たちは船体ががぶってくたびれるでしょうし、少しお腹に溜まるような夜食の方が良いかもしれないわね」
提督「風は北から北東に回ったけれど、明日になったら少しは落ち着くかしら……」
提督「っと、いけないいけない……あれこれ考えていたらお風呂に行くのを忘れそうになっちゃったわ」
………
…
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