イタリア百合提督(その2)「タラントに二輪の百合の花」
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984: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2025/09/27(土) 02:12:43.98 ID:3YjCumvT0
…サバイバル訓練二日目・朝…

提督「……くしゅっ!」

カサルディ提督「んぁ……おはよう」

提督「おはよう、ルクレツィア……って、身体が冷えちゃったわ……」

カサルディ提督「あのあと砂地で寝ちゃったもんね……夜露も降りたみたいだし」

提督「ええ。宵のうちは地面が暖かかったものだから、うっかりしていたわ」

カサルディ提督「ま、運動でもすればすぐに暖かくなるって♪」

シモネッタ提督「……そうね。まずは体操でもして、それから朝食にしましょう」

提督「おはよう、エレオノーラ」

シモネッタ提督「おはよう、フランカ。今日も快晴で良かったわね」

カサルディ提督「言えてる……カルラは?」

シモネッタ提督「さっき起こしたからもう来るでしょう……ほら」

ベルガミーニ提督「おはよう」

カサルディ提督「おはよう、カルラ。それじゃあひとつ体操でもしようか」

シモネッタ提督「そうね、それじゃあ音頭はルクレツィアに任せるわ」

カサルディ提督「了解♪」

…しばらくして…

ベルガミーニ提督「ふぅ……」

提督「朝からいい運動になったわね」川で顔を洗って髪をくしけずり、携行糧食に付属している(少し使い勝手の悪い)使い捨て歯ブラシで歯を磨いた……

ベルガミーニ提督「ね、朝からあれこれやらされてお腹が減っちゃったわ」

提督「同感♪」

…朝食…

シモネッタ提督「さて……あんまり携行糧食に手を付けるのも考えものだけれど、朝食は軽いメニューで済むからどうにかなるでしょう」

提督「あんまりルクレツィアに潜ってもらってばかりでもいけないものね」

カサルディ提督「私は平気だけど、この時間だとちょっと水が冷たいかな……それより服が生乾きなのがうっとうしいね」

シモネッタ提督「そうね。できるだけ乾いた服を着て、濡れた衣類は干しておくように……はい、コーヒー」

カサルディ提督「グラツィエ……あー、温まる」

…朝食はクラッカーにコーヒー、ジャムなどのごく軽い献立になっているイタリア軍の携行糧食……持ち手つきの飯盒のフタでインスタントコーヒーを淹れるシモネッタ、クラッカーを取り出しイチゴジャムを塗る提督…

シモネッタ提督「さてと、今日のスケジュールを伝達するわね。フランカはカルラと薪集め。私とルクレツィアは海で魚介類の採収にあたるわ……昨日に続いてで悪いけれど、魚を獲ることに関してはルクレツィア、貴女が一番だから」

カサルディ提督「気にしなくていいって。なにしろ本業みたいなもんだからさ♪」

シモネッタ提督「助かるわ」

無線機「……指導班よりシモネッタ班へ定時連絡。状況を報告せよ」定期連絡を求めるメッセ兵曹長の声が無線機から響く……

シモネッタ提督「こちらシモネッタ班、総員異常なし」

無線機「了解。それでは本日の課題を指示する、よく聞いておけ」

シモネッタ提督「シモネッタ了解。課題の内容をどうぞ」

無線機「よろしい。本日の課題だが、君たちには「救助を要請する」ため何らかの目印を作成してもらう。目印はのろしでもいいし流木の「SOS」でも構わん。ただし洋上のこちらから見える大きさでなければだめだ。合格したかどうかは定時連絡に合わせて伝達する……理解したか?」

シモネッタ提督「理解しました」

無線機「よろしい、それでは上手くやれ。以上だ」

カサルディ提督「……二日目ものんびりバカンスってわけにはいかないみたいだね」

シモネッタ提督「そのようね。計画変更、全員で薪を集めて大きなのろしを上げることにしましょう」

提督「了解」


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