【艦これ】どうなるかなんて知ったことではない【あんこ】
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87:名無しNIPPER[saga]
2018/01/05(金) 22:50:38.55 ID:O5H6uxrvO

轟ッ!

硝煙の臭いどころか蛋白質の焼ける悪臭が立ち込める。
一夜明け一転豪雨と暴風で人間の覚束ない感覚はそれらに翻弄される。

平衡感覚すら怪しく足取りは輪を掛けて危なっかしい。
瓦礫から這い出たのはいいものの俺は完全に目的を失い何を為せばいいのか見当もつかない。

頑丈なコンクリ製の建物とはいえ所詮は形あるものだ。
いつかは壊れるし、そのいつかは今から一瞬の出来事かもしれない。

けれど、けれどそれは俺以外の誰かの不幸だと、そう信じていた。
あり得ない、あり得るわけないじゃないか。

だって、あんなにも幸せだったんだから、なぁ?

隣でただ寝ていてさえくれればよかったのに。
せめて隣で一緒に死んでくれればよかったのに。

彼女は行ってしまった。
いや、俺が行かせてしまったのか。
先行した多摩と、俺に報らせを届けて続いた大和。

その二人を死なせないために、彼女は行ってしまった。
いや、そんな彼女だからこそ俺の心はこんなにも痛むのだろう。

「ッ……」

分からない。分からない。分からないことだらけだ。
彼女が行ってしまったことだけは確かだけれど、でも。



【…………それでも】



0.end
1.end
2.end
3.強くてニューゲーム
4.end
5.end
6.end
7.残念。人生は続いていくのさ
8.Why? 何? この記憶……
9.end



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