319:塔の主 ◆B2ErFCUzdE[sage saga]
2018/01/17(水) 20:36:12.15 ID:fdgTiAn40
――――
ジュボッ、ジュボッ、ジュボッ…
「お、お、お、おおほお〜〜〜ッ♥あ、あはぁっ、ミルクうっ、ミルクいいっ、ミルク搾りいいのぉぉ♥♥♥」
崩れかけた元研究室の中。
繁茂する植物や触手に埋め尽くされたその場所で。
肉体を無様に改造された女と、緑色の皮膚を持ち頭にピンク色の花を乗せた怪魔が絡み合っていた。
「あらあらぁ♥ だらしない顔ね。無様に乳もおしっこも垂れ流して。生きてて恥ずかしくないのかしらぁ〜♥」
ツタ状の触手で嬲られる女の身体は乳房が大きく膨れ上がり常にビュルビュルと母乳を溢れさせている。
かつて魔女アルストと呼ばれた女の成れの果てだった。
今はもう、傲岸不遜な魔女と呼ばれていたころの面影などみじんもない。
むしろアルストの面影を受け継いでいるのは今彼女を責めている女性型の植物怪魔のほうであった。
「は、はずかしいですうぅ!バカみたいなおっぱいからミルクふきだしてっ♥♥みっともなくおもらししつづけてっ♥♥
ごめんなひゃいぃ、いきててごめんなひゃいぃぃぃ♥♥♥」
千年間蓄えた知識も魔力も飲み込まれ、ただの体液タンクに成り下がった家畜。
支配される歓びに打ち震えながら生かさず殺さず飼われ続ける、それが今の彼女の生活だった。
「しあわせっ♥しあわせでしゅうぅぅっ♥『アルラウネ』さまにっ♥『かちく』として飼っていただけるなんてぇ♥♥♥」
「…『アルラウネ』ぇ?」
ぐぎゅうっ。
「お、おげぇぇぇえっ…」
アルストの首を怪魔のツタが締め上げる。
呼吸を止められ、苦しみに喘ぐアルストだったがどこか幸せそうでもある。
「まぁた私の名前を忘れたの?…ふん、まぁどんどん頭悪くなってるわけだし、しょうがないのかもしれないけどねぇ…」
「まぁいいわぁ。ちゃんと覚えておきなさい。
―私は 『女郎草』。
いずれは人を支配し、植物を支配し、全てを支配する者。
今はその時に備えて…たっぷりと力を蓄えなくちゃね♥」
邪悪な笑みを浮かべながら、食事を再開する『女郎草』。
今日もまた。
魔女だった者の歓びの声がダンジョンの奥に響くのだった。
1002Res/624.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20