943:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/03/14(木) 11:54:57.73 ID:E1qoRbZ+0
凄惨なアナル浣腸プレイの後。
拘束から解き放たれたミルキィは『人間浣腸器』たちのペニスを掃除するよう命じられた。
ミルキィには逆らう気力も意思もなかった。
鞭を振るうまでもなく、ミルキィはよろよろと彼らに近づき、跪くと彼らのペニスに舌を這わせ始めた。
「あむ…ちゅむ…」
瞳からはいつもの元気な輝きは消え、ミルキィはただ機械的にその作業を続けた。
舌から伝わってくる苦みや臭みもどうでもいい、とでも言いたげに。
その様子を見て少しつまらなさを感じたのか、妖女が挑発めいて言う。
「ふふっ、どうかしら。あなたのお尻の中をかき回したペニスの味は」
ミルキィはぴくっと肩を震わせたが、再び舌先での掃除を続ける。
(わたしっ…わたしはっ…こんな…モノにっ…)
屈辱と怒りのためか。
妖女はほんの一瞬だけ、ミルキィの瞳に光が差したことを見逃さなかった。
「あら…いいわね。いきなり心を折っちゃったと思ったけど、なかなかどうして」
やはりこの娘は逸材だ。
調教次第ではまだまだ淫らに、そして無様に貶めることができるだろう。
「―でも逆転なんて無理だと理解なさい」
戦意が蘇りかけたミルキィに妖女はぴしゃりと言い放つ。
「貴方の力では私に勝てないし、私には貴方が『どうしたら悦ぶか』なんてとっくにわかってるのよ?」
妖女は豪奢なソファに座ったまま、あどけない顔を醜く歪めて勝ち誇ったように嗤った。
「っ…!」
「貴方もそのうちわかるわ。さっきの浣腸なんてほんのお遊びだってこと。さぁ、次は何をしようかしら?」
(うう…っ)
…やはり駄目かもしれない。
どんなに負けたくないと強く思い描いたところで、自分は先ほど既に負けたのだ。
ミルキィの脳裏に悍ましい未来予測が次々と浮かんでは消えていく。
―この妖女はこの先どんなふうに自分をいたぶるのだろう。
―どんなふうに自分の心を砕いていくのだろう。
―どんなふうに自分の身体を作り替えて…いや、目覚めさせていくのだろう。
ぞくりと、身体が震えた。
恐ろしいのはそれが恐怖からの震えではなく、歓喜による反応だったこと。
芽を吹いた被虐心がそれを期待しているという実感だった。
―奮い立たせようとした心が再び冷え込み、諦念が頭をもたげてくる。
(リーダー…ツバキ…)
いつのまにかミルキィは初めてツバキたちと出会ったあの時のことを思い出していた。
でも今度は…
ミルキィは今自分が塔の何階のどのあたりにいるのかすら把握していないし、ましてやツバキたちが自分の居場所を探し当てることができるとも思えない。
救出が来るとしてもその頃にはもう自分は自分ではなくなっている…という公算の方が大きい。
(もうみんなとも会えないな…)
深い絶望の闇に墜ちた少女の瞳から涙がひとしずく零れ落ちた。
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