944:塔の主 ◆VfcsCSY7us[saga]
2019/03/14(木) 11:59:54.75 ID:E1qoRbZ+0
だが、時として。
意表を突いたタイミングで訪れる
『希望』
というものがこの世にはあるらしい。
どがぁぁぁああああんっっっ!!!!
突然の爆発音とともに。
地下室の壁が一部吹き飛ばされ大穴が開いた。
「…え」
「なっ…?」
ミルキィも妖女も一瞬あっけにとられ、言葉を失う。
そして複数の人影が、開いた壁の穴の向こうから姿を現すと…
ミルキィは再び言葉を失った。
「―ふむ。隣りの家の地下室だったか。わずかにズレたがどうやら辿り着いたようだな」
「手持ちの爆薬で壁を抜けたのは幸運でした。思ったより厚みが無かったようです」
「ミルキィみつけた。 やっぱりひどいことされてる」
「ミルキィの安全を確保してください! 一刻も早く手当てを…!」
「あ…あ…」
またミルキィの目から涙がこぼれた。
だが今度は絶望の涙などではない。
穴の向こうから現れたのは―
クチナ。ギンガ。アリス。
そしてツバキ。
もう会えないと思っていた
―仲間たちだ。
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