モノクマ「深夜枠に移動になっちゃった」白銀「えっ?」【安価コンマスレ】
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◆l29qlKqfi.
[saga]
2018/02/25(日) 22:57:06.87 ID:aZiRvV+y0
1日目(夜)
真宮寺「……無防備過ぎるヨ、夢野さん」
廊下を歩いていた真宮寺は猫みたいに丸くなって寝ている夢野を発見した。まあマントが分厚いから風邪までは引かないだろう。場所は茶柱の部屋から少し離れた廊下だ。本当に男が来ないか見張りに来たら寝落ちしてしまったという所だろうが、何故に廊下の真ん中で眠っているのか。茶柱のモノと思わしき女の喘ぎ声をBGMに、しゃがみこんだ真宮寺は夢野の寝顔を見つめたまま考える。二の腕の辺りに乗っかった頬が餅のように押し広げられているのが可愛らしい。そう思ったのかは知らないが、真宮寺は目を瞑って軽く頷き、制服の内ポケットに手を入れる。
真宮寺「僕もそう思うヨ。別に赤松さんに拘らなくても良いよネ」
王馬「こんばんは真宮寺ちゃん。何が良いの?」
そして、ピタリと止まる。僅かな間。目を細めた真宮寺はゆっくりと立ち上がる。懐から取り出した手は何も持っていなかった。そのまま振り返り、王馬と向かい合う。
真宮寺「急に後ろに立たないでくれるかナ、王馬君」
王馬「にしし!ごめんごめん。俺って正面から人と向き合うのって苦手なんだよね。ほら、コミュ障だからさ」
真宮寺「よく言うヨ」
何時も通りに笑う王馬だが、両手は頭の後ろではなく自然と垂らしたまま。それを見下ろす真宮寺の目は冷たい。何でこんな夜中に散歩しているのか、お互いに話さずとも大体判る。茶柱の喘ぎ声は未だに響いているが、二人とも特に言及しない。叫んでる男の名前が違えばそれなりに驚くところではあるが、わざわざ突っ込みに行くほど野暮でもない。
王馬「……ん?」
真宮寺「どうし……ハ?」
と、驚いた顔をする王馬につられて振り返った真宮寺が不思議そうに首を傾げた。夢野が立ち上がり、ふらふらと歩き出していた。うつらうつらとかいうレベルではない。明らかに眠ったままだ。酔っぱらいのような千鳥足で王馬達の隣を挨拶もせずに通り過ぎ、壁の前まで行ってガリガリと爪で引っ掻き始める。猫が良くやるアレだ。と思ったらまた寝た。どうやらそれを何回も繰り返しているらしい。
真宮寺「夢遊病かナ。ン?どうしたの王馬君?」
王馬「……え?何が」
王馬は真宮寺から見えないように顔を逸らしていた。そこまで明るくなかったのは幸いだろう。 自分の顔がどういう色をしているのか、彼は自覚していた。
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