アライさんのような害獣が生きたいと思うこと自体罪なのだ5
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449: ◆8qmuaCjNUw[saga]
2018/03/12(月) 02:29:07.59 ID:mep6Jklx0
鏃アライさんはノートを徐々に埋めていく文字に視線を向ける。

・10匹隊には十匹長の下に一匹、『伍長アライさん』を置きその留守等を守らせること。
(じゅっぴきたいにはじゅっぴきちょうのもとにいっぴき、『ごちょうあらいさん』をおきそのるすなどをまもらせること)


タヌキ『アライ』ちゃんは今、大母アライさんの命令で、『記録』を付けている。
初歩的な…、本当に初期的な文書行政兼文字文化のような物を『家族』に取り込もうとしているのだ。
漢字交じりの文と完全に平仮名の文を併記して、不慣れなアライさんにも読める様にという配慮。

というか、大母アライさん自身、まだ漢字は読めない。
タヌキ『アライ』ちゃんに聞き習い、ようやく平仮名・カタカナ、1から10のローマ数字が読めて―何とか書くまで行けるかどうか。



そこで―

タヌキ『アライ』ちゃん「(手始めに昨晩、幹部間で内定したことを『儀式』前に記す様に言われたけど…。
難しいよう…)」

タヌキちゃんは、元は人間社会に―『文字文明』に身を置いていた。
そこは様々なものが―言葉・音・出来事・気持ち・風物その他一切が―点と線よりなる記号に変換されていく。

タヌキ『アライ』ちゃんは、文字の読み解きはアライさんよりはるかに得意だが…。

タヌキ『アライ』ちゃん「(流石に決まった事項全部は覚えていない…。お義母さんの前で5回も口で繰り返したのに…)」



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