勇者「おしっこ我慢ダンジョン?」
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405: ◆uc0/sWUMkSOW[saga]
2018/02/23(金) 01:35:23.03 ID:L229r5Lro
ビシリッ、と氷像に罅が入る。
卵の殻を割るように内側から砕けていき、最後には真っ二つ。
氷から抜け出した淫魔は自らの肘を抱いて。
淫魔「よ、よくもやってくれましたね……!
うぅっ、髪がゴワゴワじゃないですか……!」ガチガチガチ
精霊術師「そんなっ、わたくしの最大威力でも――」ドサッ
淫魔「い、今のは、効きましたよっ。かなりちべたかった……!
お返しに、たーっぷり虐めてあげますからねー……♡」ガタガタガタガタ
掲げた手の平に光子を溜める淫魔・リリー。
尻餅を付く精霊術師に照準を定めて。
その淫魔目掛けて、横合いから刀が薙がれた。
――――キィンッ、と剣戟の火花が熾る。
集めたエネルギーを爪状に形成して刀を弾いたのだ。
淫魔「未来の勇者が不意打ちとは……。ふふふっ、些か卑怯ではありませんか?」グググッ
勇者「卑怯は俺の専売特許だ。
――その羽、もう飛べないんだろ? だったらもう、こっちのもんだ!」グググッ
淫魔「ヒヨッコ風情が……っ! 舐められたもんですねっ!」
勇者の刀を力任せに押しきって、青銅の仕込みブーツで横っ腹を蹴り飛ばす。
技術も何もない。
ただただ力量差に物をいわせた戦闘法。
それ故に覆す術はない。
勇者「ぐ……、ぅ……っ」ドサッ
精霊術師「勇者様っ?!」
勇者「……っ、……俺のことはいい、詠唱を続けろ……!」
精霊術師「でも……!」
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