5: ◆3wmi.HUQIo
2018/02/18(日) 23:11:31.20 ID:edeqr3Xo0
彼女の名前を呼びながら、俺は快楽の絶頂に達した。
ビクンと体が痙攣して、下腹部から精力やら気力やらを含んだものが搾り取られていく。
その直後、強烈な脱力感に襲われる。
「はあ…」
同時に頭が冴えていき、冷静になっていく。
俺は一体何をやっているんだろう。
金を払ってまで、彼女を求めて。
何度買ったって、本当に欲しいものは手に入らないのに。
陰茎に纏わりつくゴムの感覚と、その中に満ちた自分の体液。そして彼女の温度。
その全てに急激に不快感を覚えて、俺は彼女の膣から陰茎を抜いた。
「あは、もう抜いちゃうんですかぁ?」
その声は蜜のように甘く俺を満たしていく。
だがしかし、その声によって俺は毒よりも強く蝕ばまれていく。
求められたことで喜び。
それも買ったことなんだと胸が痛み。
結果的に陥るのは自己嫌悪。
こんなことを体を重ねる度に、俺は繰り返している。
…本当に、愚かだ。
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