ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]
2018/06/30(土) 10:48:24.93 ID:Uici38xW0
…数日後・寮の廊下…
アンジェ「…」(ここ数日プリンセスが妙によそよそしいわ…どうして私を避けるの、プリンセス…?)
アンジェ「…ふぅ」(…いいえ、プリンセスと私の関係はたとえ「白鳩」の中でも知られるわけにはいかないのだから、これでいいのよ……あくまでクールに、距離を保って…利用できる時は利用する…それでいいはずでしょう……?)
アンジェ「……?」(……部室から声…プリンセスとベアトリス……?)
アンジェ「…」一旦はドアノブを回して入ろうとした…が、思い直してしゃがみこむと、鍵穴から中の様子をのぞいた……
…部室…
ベアトリス「…さぁ姫様、紅茶をどうぞ?」
プリンセス「ありがとう、ベアト♪」
ベアトリス「わわっ!?…もう、私だって子供じゃないんですから、頭を撫でられたら恥ずかしいですよぉ///」
プリンセス「ふふふっ、いいじゃない……それにベアトったら、この間資料を読み込んでいた時に私の事を「姫様」じゃなくて「プリンセス」…って♪」
ベアトリス「あぁもう、その話を蒸し返すのは止めて下さい…だってドロシーさんとかみんな姫様の事を「プリンセス」って呼ぶから、つい……///」
プリンセス「これだけ私のお付きをしているのにつられちゃうベアト……可愛い♪」
ベアトリス「ひぁぁぁっ…///」
プリンセス「うふふ、私のベアト…ちょっとからかうとすぐ真っ赤になっちゃって……いじらしくて、本当に可愛い♪」角砂糖をつまみあげると口に入れてアメ玉のようにしゃぶり、それからベアトリスに唇を重ねた…
ベアトリス「ひゃぁぁ…っ……んんぅ///」
プリンセス「ん、ちゅぷっ……ふふ、甘いでしょう?」
ベアトリス「姫様…ぁ……///」
プリンセス「あら、そんなにとろけた顔をされたら私だって我慢できないわ…ん、ちゅぅ♪」
ベアトリス「んちゅ…んむっ、ちゅぅぅ……///」
…
アンジェ「…ふぅー…すぅー…」(…落ち着くのよ、アンジェ……プリンセスとベアトリスは敵だらけの王宮でお互いに支え合う仲…秘密を打ち明けたり、寂しさを慰め合っている間にこんな関係になっていたとしても、何もおかしくないわ……)
アンジェ「……ふー…失礼するわ」(…どうやら終わったようね)
ベアトリス「!」
プリンセス「…あら、「アンジェさん」…どうかなさったの///」ソファーの上で身体を寄せ合っていたが、慌てて離れる二人……一瞬口の端からつーっと銀色の糸が伸びた……
アンジェ「いいえ」
ベアトリス「…あっ、あの///」
アンジェ「何?」
ベアトリス「よ…よろしかったらお紅茶でもいかがですか?」
アンジェ「そうね、頂くわ……それとベアトリス」
ベアトリス「な、何でしょうか…///」
アンジェ「前回の資料、まだ暗記出来ていないでしょう……プリンセスのお世話も大事でしょうけれど、優先順位を間違えないで」
ベアトリス「は、はいっ!」
アンジェ「分かったなら行動に取りかかりなさい」
ベアトリス「え、えーと…あわわっ」ティーカップを持ったままあたふたするベアトリス…
アンジェ「紅茶は自分で注ぐからいいわ……慌てないで順番に行動しなさい」
ベアトリス「すみません…っ!」
アンジェ「謝罪なんて必要ない…その分の時間を有効活用しなさい」
ベアトリス「ごめんなさ……いえ、分かりました」
アンジェ「結構」気を静めようとウェブリー・フォスベリーの手入れをし始めるアンジェ…が、時折プリンセスがベアトリスに向けて微笑んだり、それとなく親しみを込めた仕草をするたびに気に障った……
アンジェ「もういいわ。紅茶をごちそうさま…ベアトリス、資料は明日までによく読み込んでおくこと」
ベアトリス「分かりました、アンジェさん」
プリンセス「それでは「アンジェさん」…また後でお会いしましょう」
アンジェ「…ええ」
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