ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]
2018/07/28(土) 01:33:55.44 ID:Sr3hIotA0
…寄宿舎…
アンジェ「その様子だと上手く行ったようね?」
ドロシー「そりゃあ「細工は流々」ってところさ……ちなみに明日から来てくれ、だと」
アンジェ「なら授業を終えたらすぐ行かないといけないわね」
ドロシー「ああ。尾けられていないかどうかも確認しなきゃならないし、着替える必要もあるもんな」
アンジェ「そうね」
プリンセス「気を付けて下さいね、ドロシーさん……ベアトもよ?」
ベアトリス「はい、姫様///」
…次の晩…
ドロシー「こんばんはー」裏口の脇にある警備室をノックするドロシー…中では警備員が二人、小銭を賭けたトランプに興じている……
警備員「…あー、あんたらか。話は聞いてるからとっとと行きな」
ベアトリス「よろしくお願いします」
警備員「ああ」
警備員B「…おい、お前の番だぜ?」
警備員「分かってるよ。ハートの4だ」
警備員B「ハートの4だって?…へへっ、それで上がりだ」
警備員「ちっ…じゃあもう一回」
ドロシー「……それじゃあ「メアリー」はそっちをよろしくね」掃除用具入れを漁って、モップとバケツ、ちりとりに箒を取り出す……箒とちりとりをベアトリスに渡し、水を含むと重くなるモップとバケツを受け持ってやるドロシー…
ベアトリス「分かりました」
ドロシー「……言っておくが、少なくとも数週間は掃除だけだぞ…相手が気を緩めるまで待つんだ」
ベアトリス「…分かってます」
ドロシー「ああ……それじゃあここから始めるわよ?」
ベアトリス「はい、分かりました」…プリンセスのお付きだから…という訳でもないが、てきぱきと手際のいいベアトリス……
ドロシー「…本当にそう言うのが好きなんだな」少しからかいながらも、感心した様子のドロシー……モップの柄の先端に両手を乗せて、その上にあごを置いている…
ベアトリス「そうですね……って、少しは手伝ってくれませんか?」
ドロシー「はいはい、分かりましたよ…っと」いかにもおざなりな態度でモップがけを始めるドロシー…
ベアトリス「全くもう。いくら何でももうちょっとやる気を出して下さいよ……」
ドロシー「…言っておくけどな、この掃除の仕方にも結構コツがいるんだぜ?」
ベアトリス「え?」
ドロシー「普通さ、スズメの涙みたいなやっすい賃金で雇われた貧しい娘っこがやる気なんか出す訳ないよな?」
ベアトリス「ええ、まぁ…」
ドロシー「だからさ、あんまり綺麗にしすぎると怪しまれるんだよ…「こんな真面目に働くなんておかしいぞ?この娘っこは窃盗団の下見役じゃないか」とか何とか……要は「裏」があるんじゃないか、って」
ベアトリス「なるほど」
ドロシー「かといって不真面目過ぎてもいけない…クビになっちまったら元も子もない」
ベアトリス「それじゃあ、そこまで考えて…?」
ドロシー「そういうこと……ま、そこそこ手抜きした方が楽でいいって言うのもあるけどな♪」
ベアトリス「やっぱり手抜きなんじゃないですか…」
ドロシー「そう言うなって。あと、紙くず入れは私がやるよ」
ベアトリス「分かりました」
ドロシー「……どんな情報が書いてあるか分からないからな」
………
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