ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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165: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/08/04(土) 01:10:12.48 ID:Jk17iVAx0
…しばらくして「コントロール」作戦室…

L「で、情報は入ったのか」

7「はい、ちゃんと「D」から入っております」解読した暗号をタイプした紙を渡す…

L「む…王国め、金の大量の買い付けで相場を吊り上げる気だぞ……気どられぬようにこちらも二百ポンドばかり「買い」に回る。明日の取引開始時刻に着くよう、各取引会社あてに文書使(アタッシェ)を送るように」

7「はい」

L「あぁ、それとな…」

7「何でしょう?」

L「予算の使途には「金五十ポンド分の買い付け」とだけ記述してくれ…予算計画書の十ポンド以下の位は切り捨てだから、残りは分散して紛れ込ませる」

7「…L、それは……」

L「ふ、鋭いな…そう、当然議会は金をトロイオンス換算で考えて「金五十トロイポンド」分だと思うだろうが、私は「金五十ポンド」を買いこむつもりだ……当然差額はこちらの隠し予算にプールさせる」

(※トロイオンス・トロイポンド…金の計量法。時代にもよるが、「一トロイポンド」は12トロイオンスでおよそ373グラム。「一ポンド」は16オンスで約453グラム)

7「分かっております」

L「これで、軍部の「ジェネラル」連中を一つ出し抜いてやれるな……他はケイバーライトか…」

7「ケイバーライト鉱石は各種の防諜・諜報組織が目を光らせておりますが…」

L「分かっている…ケイバーライト鉱は外し、代わりに採掘会社の「ロイヤルアルビオン・ケイバーライト」社の株を1000だ…買い注文は十社以上の証券会社に分けて、一株で五ポンド以上の含み益が見込めたらすぐに売りにかける……王国市場の動揺を誘ってやれ」

7「ええ」

L「後はウェールズの無煙炭だが…この間の資料は覚えているかね?」

7「…先月二十一日付の新聞にあった「鉱山でのストライキ」ですか?」

L「ああ、それだ……カットアウトを通じて数人のトレーダーにそれとなく「あの鉱山での労働争議が再燃しそうだ」と流してやれ」

7「そうなれば当然…」

L「売りが優勢になるだろうな…底値を打ったところで買いをかける」

7「はい」

L「今回はそれでいい…エージェント「D」はいい情報源を手に入れたな」

7「そのように伝えますか?」

L「言わなくとも向こうで分かっているはずだ……が、君から一言添えておいてくれてもいいぞ」

7「はい、分かりました」

L「うむ」

………


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