ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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178: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/08/18(土) 11:58:22.49 ID:FcwFPRrG0
ベアトリス「それでは始めますね?」

ドロシー「あいよ。その間に私もいじくった銃をテストしておくかな♪」

アンジェ「まったく…その奇妙きてれつなアイデアの豊富さには頭が下がるわね」

ドロシー「えー、どこがだよ?」

アンジェ「全部よ…私たちのような世界の人間にそんなのが必要かしら?」ドロシーが構えている6インチ長銃身の「ウェブリー・スコット」リボルバーに取り外しのきく木製ストックを付けたピストル・カービン……のようなカスタム銃を指差し、あきれたように首を振った…

ドロシー「もしかしたらいるかもしれないだろ…中距離の精密射撃とか」

アンジェ「…あきれて物も言えないわ」

ドロシー「ちぇっ、いい考えだって言ってくれると思ったんだけどな……トカゲ女にはこの銃の良さは分からなかったか…」

アンジェ「…」パンッ…!

ドロシー「へぇ…射撃の腕は相変わらず大したもんだ♪」バンッ、バン…ッ!

アンジェ「あなたもね……ベアトリス、もう少し腕を真っ直ぐに伸ばしなさい」

ドロシー「そうそう、銃身と的が一直線になっているのが大事なんだ…あんまり照門をのぞきこむのに一生懸命になっちゃダメだぜ?」

ベアトリス「は、はいっ…!」バンッ!

ドロシー「…なかなか上手いもんじゃないか。その調子でもう一回やってみな?」

ベアトリス「はいっ、分かりました…っ♪」

ドロシー「さて、次に取り出しましたるこちらの銃は…♪」

…麻袋の上に乗せてあるのは「リー・エンフィールド」小銃のストックを切り落として銃身の部分も切り詰めたシロモノで、元は人の背丈ほどもありそうな長さの歩兵用ライフルだったものが、三十センチもないくらいの短さになっている…

アンジェ「相変わらずのむちゃくちゃぶりね」

ドロシー「おいおい、何も言わないうちからそれかよ…」

アンジェ「ならメリットを説明してちょうだい?」

ドロシー「へいへい。アンジェなら覚えているだろうけどさ…いつぞやの作戦の時、車に追いかけられたことがあったろ?」

アンジェ「ええ」

ドロシー「あの時は私だったから一発で運転手にぶち込めたけれど、あんな離れ業はそうそうやれるもんじゃないしな…で、これさ」

アンジェ「…これがなんなの?」

ドロシー「見ての通り、リー・エンフィールド小銃をギリギリまで切り詰めたのさ…さすがに.303ブリティッシュの鉛玉を雨あられと喰らったら、どんな車だってひとたまりもないだろ♪」

アンジェ「……どこからそんな発想が出てくるのかしらね」

ドロシー「こいつは新大陸で西部を開拓してるような連中のアイデアさ…長いライフルをいつも背負ってるより、ホルスターに突っこめるこういうのなら持ち運びが便利だってことらしい」

アンジェ「命中率はひどく悪そうね」

ドロシー「なーに、もとより荒事になった時にしか使わないつもりだし、できるだけ箱か何かの上で据え置きにして使うつもりだからな」

アンジェ「…私たちは兵士ではないのだから、そもそも「荒事」にならないように努力すべきね」

ドロシー「まぁな。ま、ちょいと試してみますか…!」バン、バン、バンッ…!

ベアトリス「わぁっ…!?」

アンジェ「なるほど、その早撃ちは大したものね……それこそウェスタンに行けば良かったんじゃないかしら」ボルトの動きが短く速射向きの「リー・エンフィールド」とはいえ素晴らしい速射をみせるドロシーに、あきれつつも眉をあげるアンジェ…

ドロシー「ふふん…お褒めの言葉をどうも♪」


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