ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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35: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2018/03/30(金) 02:42:40.00 ID:lLRiExqy0
…case・ドロシー×ちせ「The cover story」(偽装された身分)…


…学校・屋上…

ドロシー「…ふわぁぁ、それにしても暇だなぁ……いい天気だし」

アンジェ「……ここにいたの、ドロシー」

ドロシー「あぁ、嫌な授業だったからな…すっぽかしてきた」

アンジェ「そう…ところで新しい任務の話があるわ。詳細は昼下がりに中庭で」

ドロシー「おー……ふぁぁ…」


…昼下がり…

ドロシー「…で、新しい任務って言うのは?」

アンジェ「ロンドンにある、とある『事務所』の監視よ…出入りする人物の顔と頻度を確かめることになるわ」

ドロシー「監視任務か…ってことはまた「屋根裏暮らしの貧乏な娘」だとか、「二流のヘボ芸術家」に化けたりしなきゃいけないのかよ……」

アンジェ「いいえ…周囲の屋根裏部屋は対象を監視するのに位置が悪い上、監視に適している二階の部屋は軒並み空きがないわ」

プリンセス「ならどうするの、アンジェ?」

アンジェ「実はすでに「コントロール」から指示が来ているわ…その「事務所」を監視できるちょうどいい場所につぶれたパン屋がある。資金は用意されているからそこを買い取ってしばらく「開店」しておくことになったわ」

ベアトリス「でもパン屋さんって…私たちの誰もパンなんて焼けませんよ?」

プリンセス「そうねぇ…私もクッキーくらいなら作れるけど……」

アンジェ「何も焼く必要なんてないわ。パンは事情を知らないこちらの協力者が焼いて提供してくれるから並べるだけでいいし、あまり人気のパン屋になられても監視がしづらくなるから、経営も適当でいい」

ドロシー「なるほどな…で、店員は?」

アンジェ「そのことだけど、パン屋は朝から開店していないとおかしい……でも私たちは「学生」と言う以上、学校を休み続ける訳にはいかないわ」

ちせ「うむ、もっともじゃな」

アンジェ「そこでドロシーとちせが適当な理由を付けて休学して、監視にあたる」

ドロシー「おい、ちょっと待てよアンジェ…なんであたしとちせなんだ?」

アンジェ「ドロシーは普段から不良だから、ちょっとしたトラブルを起こしたとでもすればいい……どうせ授業もサボっているわけだし」

ドロシー「…おい」

アンジェ「それで、ちせは留学生だから「ホームシックで体調を崩した」とでもいえば済むわ」

ちせ「うむ、なるほど……しかし監視にうちのような「東洋人」だと目立つんじゃないかのぉ?」

アンジェ「大丈夫…あなたには悪いけど、どうせイギリス人からしたら東洋人はどれも「毛色の変わった外国人」にしか見えないわ」

ちせ「ふむ…「さもありなん」じゃな……」

アンジェ「という訳で、ドロシーは「飲んだくれてばかりいる両親のもとから飛び出した気の強い下町娘」で、ちせは「言葉もよく分からない下働きの東洋人」と言うカバーストーリーが出来ているわ」

ドロシー「…リアルな設定で笑えるな……」

アンジェ「ええ…そうね」

ちせ「うむ……まぁ言葉が分からんふりをしていれば、何かポロリと耳に入ってくることもあるやもしれんな」

アンジェ「かもしれないわ…で、普段の連絡と報告は定期的に「パンを買いに」行くからその時に……緊急の連絡は伝書鳩か、パンの配達を装って行うこと」

ドロシー「了解」

アンジェ「任務開始は月末から。終了はコントロールが交代要員を用意するか、対象の監視を完了するまで」

ちせ「うむ、承知した」

アンジェ「以上よ……さぁプリンセス、お茶をどうぞ♪」

プリンセス「ええ、ありがとう♪」

ドロシー「……パン屋ねぇ」

………


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