ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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◆b0M46H9tf98h
[sage saga]
2018/05/01(火) 09:19:14.35 ID:Ym7Nn+VP0
…その日の夕食時…
ドロシー「…なぁアンジェ」テーブルナイフで「鴨肉のロースト・オレンジソースがけ」を切りつつ声をかけた…
アンジェ「何?」
ドロシー「……ベッドの上のプリンセスっていつもああなのか?」
アンジェ「ノーコメント」
ドロシー「そうかよ…それにしても可愛い顔してとんだじゃじゃ馬……」
アンジェ「ドロシー、今なんて言った?」
ドロシー「な、何も言ってないぞ。…って言うかその表情でナイフをつかむなよ、心臓に悪いだろ……」
アンジェ「なら結構」
プリンセス「ねぇアンジェ、二人だけの内緒話も結構だけれど……せっかくですしわたくしも混ぜて?」
アンジェ「ええ」
ドロシー「……なんでプリンセスはくたびれた素振りすらないんだよ。あたしはもうヘロヘロだっていうのに…」
ベアトリス「…うぁぁ」
ドロシー「ベアトリスにいたっては…ありゃ魂が出て行った後の抜け殻だな……」
ちせ「どうしたのじゃ、ベアトリスどのはずいぶん気が抜けておるが…?」
プリンセス「…きっと日頃の雑用から離れて気が抜けているのでしょう……こんなに疲れさせていたかと思うと、わたくしも何かとベアトに頼る癖を改めなくてはなりませんね……ふふっ♪」
ベアトリス「あー……」
ちせ「それにしても疲れ切っておるな…そういう時は……」ごそごそと着物のたもとをかき回すと、何やら赤っぽいものを取り出した…
プリンセス「それは何ですか?」
ちせ「これは「梅干し」と申す酸っぱい漬物じゃ…わが国では疲労回復に効果があると伝えられておる。それ、ベアトリスどの…」
ベアトリス「ふぇ…?」
ちせ「口を大きく開けて「あーん」…じゃ」
ベアトリス「はい、わかりました……あーん…」
ちせ「ほい」
ベアトリス「………すっぱ!?」
ちせ「そういう物じゃからな」
ベアトリス「な、何を放り込んでくれたんですか!?」
ちせ「じっくり漬けた「梅干し」じゃ…疲れに効くぞ?」
ベアトリス「何か酸っぱくてぱさぱさした皮とにゅるにゅるした果肉が…うわぁぁ!」
ちせ「ふむ、見ての通りあっという間に元気になったじゃろう?」
ベアトリス「違います!おかしなものを口に放り込まれたせいでパニックなんですよっ!」
ドロシー「なら吐きだせばいいじゃないか」
ベアトリス「姫様の前でそんなこと出来る訳ないじゃありませんか、ドロシーさんじゃあるまいし!」
ドロシー「なんだとぉ?」
アンジェ「いいから静かにして…食卓で騒ぐのはマナー違反よ」
プリンセス「ふふ、相変わらずベアトは面白いわね♪」
ベアトリス「もう、姫様まで……と、とにかく口の中をゆすがせて下さいっ!?」ごく、ごくっ……
ドロシー「お、おい…それ」
ベアトリス「…きゅう///」
ドロシー「……水じゃなくて酒だぞ…」
プリンセス「あらあら…」
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