ドロシー「またハニートラップかよ…って、プリンセスに!?」
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686: ◆b0M46H9tf98h[sage saga]
2024/02/29(木) 01:03:01.89 ID:rjr137e40
ベアトリス「その……それでですね、調べを進めていくとこのメイフェア校内には『プリンセス同好会』なる秘密のクラブがあるようなんです」

アンジェ「プリンセス同好会?」

ベアトリス「はい」

プリンセス「わたくしの同好会? いったいどんな活動をしているのかしら?」

ベアトリス「いえ、それが……顔立ちが似ている生徒に姫様の役を演じさせて、『クラブ』の面々がその生徒を……///」

プリンセス「……なるほど」

ドロシー「そいつは知らなかった……いや、連中が何かこそこそしているのは知っていたんだが、あいにく接点がなくてな……そんな事をしていたのか」

ベアトリス「え、ええ……毎週末になると空き部屋や見つかりにくい場所に集まっているみたいで……メイフィールド男爵令嬢はその「会長」になっているようなんです」

アンジェ「なるほど……プリンセスを引き合いに出して協力させるでも、反対にその行為をネタに脅して使うでもいいわけね」

ドロシー「ちなみにその「同好会」のメンバーは何人くらいいるんだ?」

ベアトリス「私も毎回把握できたわけではないのですが、少なくとも六人はいます……ただ、たいていはこっそり集まっていやらしいことがしたいだけみたいで、本当に姫様に執着しているのはメイフィールド嬢ともう一人くらいです」

ドロシー「ちなみにそっちは脈ナシか?」

ベアトリス「調べた限りではだめそうです。革命騒ぎがあった際に一部の土地や家財を無くしているみたいで、共和国に対しては強い反感を持っていますから」

ドロシー「了解だ。ご苦労さん、よく調べたもんだ」

アンジェ「そろそろ午後のお休みが終わってしまうわね……プリンセス、貴女の報告はあとで聞くわ」

プリンセス「分かったわ、アンジェ♪」

………

…夜・プリンセスの寝室…

プリンセス「ただいま、ベアト」

ベアトリス「お帰りなさいませ、姫様……無事に済みましたか?」

プリンセス「ええ。無事アンジェに中間報告をしてきたわ」椅子に腰かけると後ろからベアトリスが寝間着を着せかけ、櫛で髪をとかしてくれる……

ベアトリス「そうですか……それと、お昼のことですが……///」

プリンセス「私のファンクラブがあるってこと?」

ベアトリス「ファンクラブなんて可愛いものだったらいいんですが、あれは……///」

プリンセス「まぁ、ふふ……ベアトったら照れちゃって♪」

…化粧台の前で乳液やクリームを手に取って丹念にすり込んでいきながら、慌てふためいているベアトリスを鏡越しに見ながらからかう…

ベアトリス「べ、別に照れているわけでは……あの集まりで行われている事はあまりにも過激で、口に出すのもはばかられると言うだけです///」

プリンセス「それも普段は品行方正なメイフィールド男爵令嬢が、だものね?」

ベアトリス「おっしゃるとおりです。公式行事で何度か姫様のお側に座っていたこともあるのに……もう、誰が信用できるのか分からなくなっちゃいます」

プリンセス「そうね。こうして情報活動に身を投じて世界の『裏』を知ってしまうと、色々な事に幻滅してしまうわね」

ベアトリス「はい。嘘と裏切り、脅しに誘惑……正直、姫様のためでなかったらとうの昔に脱落していたと思います」

プリンセス「いつもながら、ベアトには苦労をかけるわね……私のワガママに付き合わせてしまって」

ベアトリス「いいえ、私は姫様の優しいお心を存じ上げておりますから……///」

プリンセス「まぁ、嬉しい……ところで♪」

ベアトリス「はい、なんでしょうか?」

プリンセス「ベアトは『プリンセス同好会』には入らないの?」

ベアトリス「姫様っ……な、なにを……っ///」

プリンセス「だって、ベアトは私の一番の理解者でかいがいしく付き従ってくれているんですもの、その資格は十分にあるわ……嫌かしら?」

ベアトリス「いえ、嫌だとかそういうことではなく……///」

プリンセス「……私、ベアトとだったらしたいわ♪」ベアトリスの小さな手をつかんで口元へ寄せると唇をあてた……

ベアトリス「あ、あっ……///」


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