10: ◆/87jeglEwfUL[sage]
2018/03/31(土) 12:18:30.03 ID:T40RhOzB0
でも、友人は違った。
友人「アライさん、他に家族はいないの?」
屈んだ友人は、優しくアライさんに話しかけていた。
アライさん「ヒトには教えないのだ!」
友人「教えてくれたら、おいしいものを上げるよ。」
友人は、腰のポーチからお菓子を取り出して、アライさんに分け与えていた。
アライさんはそれを素早く奪い取ると、それを食べ始めたのだった。
アライさん「おいしいのだ!」クチャクチャ
汚い。
まるでマナーのなってない、小学生みたいだな、ってその時思ってしまった。
友人「おいしかった?」
アライさん「おいしかったのだ!」
友人「じゃあ、家族のこと、教えてくれる?」
アライさん「ここから大きい樹が見えるのだ?」
ここからでもはっきり分かる。
この山の長というべき樹なのだろう。
アライさん「あそこでチビが5匹待っているのだ!」
友人「アライさんはこの中で休んでいて。運んであげる。」
アライさん「これはラクチンなのだ!」
重そうな籠を軽々と持ち上げる友人の姿に唖然となった。
そんなに力があったなんて。
アライちゃん1「うゆ? あらいしゃんはどうしゅりゅのりゃ?」キョトン
友人「アライちゃんも運んであげるよ。」
友人は俺から火バサミを奪い取ると、それでアライちゃんを捕まえた。
そして、それを俺の背負い籠に丁寧に入れた。
友人「アライちゃんはここで我慢してね。」
アライちゃん1「わかったのりゃ!」キャッキャッ
こうして、俺たちはアライさんの案内で場所を移動した。
365Res/239.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20