261: ◆/87jeglEwfUL[saga]
2018/05/17(木) 22:02:21.18 ID:+dClt9Ho0
俺「さて、窓際は、っと。」
俺は窓際の席を探していた。
中央の席で周りをアライちゃんに囲まれるよりも、少しでも見る機会を減らしたかったからだ。
ちょうど、席取りがされていない場所を見つけたので、そこに腰かけた。
受け取り口からここまでは見やすいはずだ。
俺は窓に目を移し、山を眺めることにした。
俺「こんな自然に来るなんて、何年ぶりだろうな...」
そんな独り言を呟いた時だった。
ふわっ、と横を香ばしい匂いが通っていった。
そして、そちらに目を向けてしまった。
男性客B1「おっまたせー。」
男性客B2「おっせーぞ。」
男性客B3「腹減った。早く食おうぜ。」
そこには男性の集団がいた。
そして、お盆の上には、こんがり焼かれたアライちゃんの姿が3匹...
男性客B1「ほらよ。」
男性客B2「サンキュー。」
男性客B3「ここに来たら、やっぱこれだよな。」
男性客たちは、串に刺さった焼きアライちゃんの腹にかぶりつき、おいしそうに食べ始めたのだった。
男性客B1「んー、やっぱうめぇわ。」
男性客B2「焼いたのは初めてだけど、これはジューシーでうまいな。」
男性客B3「だろ? フライもいいけど、そのまま焼いたのが一番だって。」
その後、腕や足をもぎ取って食べていた。
俺はこの時に悟った。
何事も中途半端に興味を持ってはいけない、のだと。
そして、俺は山へ視線を戻したのだった。
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