315: ◆/87jeglEwfUL[saga]
2018/07/10(火) 22:29:15.64 ID:PbZBnVdC0
その時、中央ステージに動きがあった。
アライさんEN2-1「ん、んー...」
片方のアライさんが目を擦っている。
アライさんEN2-1「さっきのは何だったのだ?」
先に起きたアライさんは体を起こし、伸びをしながら周りを見た。
アライさんEN2-1「のだ!? チ、チビ達がいないのだ!」
大声を出して周りを見回すアライさん。
当然、その声に反応して寝ていたアライさんがもぞもぞし始めた。
残り時間10分。
アライさんEN2-1「あ! チビ達がいたのだ!」
このアライさん、ルールを忘れているのか?
自分のアライちゃんの方へ走っていった。
アライさんEN2-1「チビー!」
アライさんはそう言いながら、壁に手を掛けた。
しかし、それは有刺鉄線。
アライさんEN2-1「のだーーーーー!!」
どうやら、握りしめてしまったみたいだ。
手から血が滲んでいる。
アライさんEN2-1「痛いのだーーーーー!!」ジタバタ
アライさんが暴れている。
手を放して、後ろに体重移動すればいいのでは?
寝起きだからか、頭が回っていないみたいだな。
そんなことをしていると、もう1匹のアライさんが目を覚ましたようだった。
アライさんEN1-1「うるさいのだ...」
目を擦り、ゆっくりと伸びをするアライさん。
ようやく目が覚めたであろうアライさんは、壁際で喚いているアライさんを見つけた。
アライさんEN1-1「えーっと、確かあいつをやっつければよかったはずなのだ。」
アライさんはゆっくり立ち上がると、静かに移動し始めた。
アライさんEN2-1「チビーーーーー、起きるのだーーーーー!! アライさんを助けるのだーーーーー!!」ジタバタ
そうこうしてるうちに、後から起きたアライさんが近づいてきた。
アライさんEN1-1「今なのだ!」シュッ
アライさんEN2-1「のだ?」キョトン
ザシュッ
アライさんEN2-1「痛いのだーーーーー!!」ジタバタ
後から起きたアライさんは後ろからひたすら引っ掻き攻撃を続けた。
ウォーーーーーー
周りの観客は戦闘が始まった瞬間、歓声が上がった。
その内、アライさんの背中は血だらけになり、肉も見えるような状態になった。
それでも、アライさんは立っていた。
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