58: ◆/87jeglEwfUL[sage]
2018/04/06(金) 22:56:15.64 ID:OIVhAQGc0
<アライパンチ>
俺『何だ、これ?』
縦長の画面とグローブしかない設備があった。
友人『パンチングマシン、って知ってるか?』
嫌な予感がした。
大体の予想が出来てしまったのだ。
俺『アライさんがいないぞ。』
念のため、友人に確認してみる。
友人『まぁ、そこで見てろよ。』
俺『あぁ。』
ピッ
友人は会員証をかざすと、設備の床からサンドバックがせり出してきた。
ウィーン
そこには、十字架に張りつけられたように、アライちゃんが固定されていた。
予想通りだった。
俺『アライちゃんにしては大きいな。』
友人『これ、アライしゃんだぞ。』
区別がイマイチ分からない俺にとっては、同じに見えてしまう。
アライしゃん1「さっさとアライしゃんをかいほうするのら!」ガタガタ
サンドバッグに固定されたアライしゃんは、抜け出そうとしているのか、ひたすら暴れていた。
『フハハハハ! ヒトナンテ、イチコロナノダ!』
無機質な音声とともに、後ろの画面にアライさんが映し出された。
アライしゃん1「そうなのら!」
アライしゃん1「いまのは、られなのら?」キョロキョロ
アライしゃんは声の主が分からずに、辺りを見回していた。
それによって、一時的に暴れるのを止めてしまった。
『ラウンド、ワン! ファイ!』
そして、ゲームが始まった。
ドガン
アライしゃん1「ぎゃびぃ!」
画面の音声に合わせる形で、友人は勢いよくストレートを決めた。
しかも、アライしゃんの顔面にクリーンヒットしていた。
『グワー、ヤラレタノダ!』
機械音声が流れた。
画面上のアライさんは倒されていた。
俺は、起き上がってこないサンドバッグの方を見てみた。
アライしゃん1「...」シーン
一発KOだった。
目や鼻、口といった顔中から、血が流れ出ていた。
もし暴れ続けていれば、致命傷は免れたのかもしれない。
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