アライさんは神様が守ってくれるのだ
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27: ◆yWlv.1MHkTeb[sage]
2018/04/13(金) 02:44:25.65 ID:8N/apQq00
男は森の中にいた。スキーゴーグルの上にガスマスク。全身はプロテクターで覆われており、相方の姿も同じような姿だがこちらは手に銃を携えている。
この仕事は嫌いではない。街の平和に少しでも貢献できているだろうし、なにより雇い主はNF開発所で不払いが無い。
大柄で体を動かすことが好きな自分にとってはまさに天職だ。
中央から派遣されたNFに指図されたり、妖精のような美しい外見の気狂いに予定の無い捕獲を指示されたりすることなど些細な事だ。そう言い聞かせた。

男「こんな夜に仕事かよ…今日は帰ってセルリアン討伐番組見ようと思ってたのに」
相方「俺は暇だったからちょうど良いや」
男「全くあの聖女様にも困ったもんだ。突然回線に割り込んできて『ええ、そうです、神の声が聞こえました。アライさんを通じてですが』だぜ?」
相方「この前も服が臭くなったとか言って捕獲作戦中に全裸になって噴水に飛び込んでたな」

などと二人が雑談をしているとインカムから部隊のリーダーの声が響いた。

リーダー「スリー応答してください。どうぞ」
男「スリー、配置につきました。いつでもいけます。どうぞ」
リーダー「はい。では突入お願いします。今回は時間外ですので手当が付きます。時間外報告書に記入しておいてくださいね。どうぞ」
男「あざっす。では突入します。どうぞ」
リーダー「はい。他部隊も配置に付きました。終了します」

相方「じゃあいきますか」
男「だな」

男は目の前にある土管に目を移した。直径2メートル程のその土管の後ろに相方が回り込んだの確認して、男はスモークグレネードを投げ込んだ

プシッ…シュウウウ

煙が土管の内部に流れ込む。そして1分後

アライさん「火事なのだ!チビ達にげるのだ!」
アライちゃん1「のりゃああああこわいのりゃああおかーしゃあああん」
アライちゃん2「うりゅ?まだねむいのりゃ・・・」
アライちゃん3「すぴーすぴー」
アライさん「とにかく煙と反対に逃げるのだ!おかーさんはチビを起こすのだ」
アライちゃん1「わかったのりゃ!」

アライちゃんはよつんばいになり慌てて土管の反対側から飛び出し、森に逃げようとするが

パシュ

アライちゃん1「のりゃ!ちくっとしたのりゃ…んー?ありゃいしゃんのおしりになんかささってるの・・・りゃ?」

麻酔銃の針を抜こうとするアライちゃんだったが、すぐに眠そうに目をこすり眠ってしまった。

アライさん「チビ!おーきーるのーだー!ああもう!アライさんが背負っていくのだ!そっちのチビは向こう…」

まだ起きないアライちゃんを背負いながら逃げる準備をしているアライさんの足元に筒状の物が投げ込まれた。

パンッ!

アライさん「ぎゃっ!まぶしいのだ!何も見えないのだ!」
アライちゃん2「うりゅううううみえないのりゃー。でもこっちのほーこーであってるはずなのりゃ」
アライちゃん3「すぴーすぴー」

フラッシュバンを受けて三者三様の反応を見せているアライさん達の前に煙に紛れて男が接近する。そして腰にあるスラッパーと呼ばれるゴムの中に鉛が詰まったこん棒でアライさんの頭を殴りつけた。

アライさん「のべっ」
失禁しながらその場に倒れ込んだアライさんの両手両足を素早く結束バンドで縛ると、男は視界を失いフラフラとこちらに向かってくるアライちゃんを抱き上げた

アライちゃん2「のりゃ?おかーしゃんだっこしてくれるのりゃ?」

無言で麻酔薬をアライちゃんのお尻に注射する。残りのアライちゃんは何もしなくてもすやすやと寝入っているが念のため結束バンドで拘束した。
男はインカムの通話ボタンを押す。


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