150: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/18(金) 22:28:58.24 ID:xOMyQe3L0
堕女神「……陛下が不便を感じておられないなら何よりですが。ともかく、理由は……」
勇者「そう。理由が分からないんだ。病気か?」
サキュバスA「ひとまず、ここ数日の出来事を更に洗い出していく事ですわね。更に丁寧に。
更に――――ええ、エグく、クドく、しつこく、しつこーく……」
勇者「変な言い方はやめないか。……最初に訊いたが、何で今夜戻った?」
サキュバスA「ええ。ひとつだけ。――――ひどく、気に入らないモノを見つけてしまいましたの」
いつの時も余裕を見せ、善意も悪意も露わにしない彼女には珍しく――――攻撃性を帯びた物言いだった。
彼女が取り出したのは、一本の羽根。
それも……曇りひとつない、“純白”の。
勇者「白鳥の羽根?」
サキュバスA「流石は陛下。……ですが、だからこそ。見逃せないのです」
勇者「……?」
サキュバスA「人間界ではありません。――――この世界に、“白鳥”はいない」
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