160: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/21(月) 05:01:20.59 ID:yxSbP5Ah0
背を預けていた壁から離れ、サキュバスAが尾を振り立てて背後から堕女神へ忍び寄り、耳もとへ口を寄せる。
たおやかな指先で彼女の細い顎を弄ぶようになぞり、微かに持ち上げ――――燭光が蠱惑を照らし出す。
サキュバスA「久しぶりに……“真夜中の密会”と洒落込みましょうか、堕女神様」
堕女神「!? へ、変な言い方をしないでください!陛下、違います。単に……」
サキュバスA「そう。真夜中に、魔性を持つ女がもつれ合い、赤裸々に全てを曝け出し……響くは淫魔達の嬌声。まさしく淫魔の国にふさわしく――――」
勇者「要するに飲むんだな。俺も行く」
サキュバスA「いえ、それはなりません。……何故ならば、子供は眠る時間です。“殿下”」
勇者「誰が殿下だ」
サキュバスA「まぁ、それはそれとし……“殿下”。実際、眠そうですわね?」
勇者「ん……」
一日を終え、夕食を終え、風呂に入ってよけいな“運動”までさせられた。
普段であればまだ降りてこないはずの眠気がゆっくり襲い……とろとろと瞼が落ちてくる。
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