161: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/21(月) 05:02:49.64 ID:yxSbP5Ah0
堕女神「……もしや……それも、またその御姿だから?」
勇者「ん……変だな……こんな時間に、眠く……なんて……」
サキュバスA「まだ宵の口ですが――――続きは明日の朝ですわよ。おやすみなさいませ」
もはや目を開けているのが億劫なほどに眠気は強い。
ベッドの上を力無く這うように、枕へ近づくと、うつ伏せで顔を横に向けたままとうとう力尽き、一瞬で夢の世界へ誘われた。
サキュバスA「さて、“王子様”も眠った事です。厨房をお借りしますわ。実は下町の狐の店から、良い仔豚の肉を分けていただきまして……」
堕女神「です、が……そんな、場合では……」
サキュバスA「言ったでしょう。夜中に考え事などするものではありません。一日の終わり、疲れた頭で何が思い浮かぶものでしょう?
……夜とは、“何も考えない”ためにあるのですから」
堕女神「……では、ご相伴に与らせていただきます。……陛下、おやすみなさい」
すっかり寝息を立てる勇者に毛布をかけ、頬をひと撫でずつしてから、二人は寝室を出た。
540Res/317.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20