220: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/28(月) 00:04:39.18 ID:eVu8RPoA0
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狐給仕「……一体何やってんですか。師匠?そもそも勝手に酒に手ぇつけて……」
狐女将「硬い事を言うでない。せっかく久し振りに会うたというに、ぶつくさと垂れるとは実に……なっておらんのぅ」
勇者「……貴方が?」
狐女将「如何にも。妾こそ、この酒場の主ぞ。こうして話すのは初めてじゃのう。……のぅ、この国の主殿?」
勇者「気付いていた?……ならどうして……!」
狐女将「いや、何。よもや……そういう遊興(ぷれい)なのかと思うてな。忍びで城下に下りては、夜魔どもに絞られる趣味でもあるのかとな。
許せ主殿。これ、この通り」
そう言う割には彼女は頭を下げず――――どころか、椅子に身体を預けたまま、杯を更に一口啜る不遜さを見せた。
狐給仕「っ……陛下。この人いつもこんなんなんですよ。この酒場を開く時だって……どんなだったと思います?」
勇者「……どんな……とは?」
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