淫魔の国と、こどもの日
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3: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/07(月) 23:06:58.31 ID:QqWy6NJ20

勇者「何だ、ここは……」

最初に目に映ったのはあまりに……あまりに広いベッドだ。
見慣れた支柱の象嵌、確かに見覚えのある毛布と天蓋から下がる目隠しの薄絹。
だが、その広さはまるで凪いだ海原のようにも感じて――――ふと、背筋が冷えた。
凪いだ海に落ちてしまったような心細さが、まず心に湧き起こった。
仰げば見える天蓋は文字通り天に蓋するように遠く、立ち上がっても近づく事すらできそうにない。
事態の把握に努めようにも、戸惑い焦るばかりの思考が邪魔をする。
落ち着くべく水差しに伸ばした手をふと見て、更に。




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