淫魔の国と、こどもの日
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48: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2018/05/10(木) 00:31:38.45 ID:Qe86yV0R0

手を引かれながら、ときおり振り向いてくる堕女神を“見上げ”て歩き慣れない心地で廊下を歩く。
だぶだぶのズボンとブーツのせいだけでなく、普段の半分近い歩幅は、ともかくよたよたとしたものになった。
それを知ってか堕女神も歩調を落とし、ゆっくり、ゆっくり、彼女もまた慣れない様子で手を引いて歩いてくれている。

勇者「くっ……! 靴、だけでも……早く、何とかしたい。裸足で歩いちゃダメかな」

堕女神「流石にそれは……。ともかく執務室まで。幸い、靴ならばすぐに調達して来られます。淫魔の国にも、子供はおりますし」

勇者「面目ない」

堕女神「いえ、陛下のせいでは……。しかし、その……何と、申しましょうか……」

勇者「?」

階段に差し掛かる寸前、堕女神が言い澱み、繋いでいた手指を緩めた。

堕女神「おかしな心地がいたしますね。……貴方の手が、こんなに小さく柔らかいのは」



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