31:名無しNIPPER[saga]
2018/05/28(月) 23:19:12.26 ID:mGfU++ZTO
そこからゆるゆると、お空から体に魂が降りてくるみたいに手足に感覚が戻ってきて、胴体に感覚が戻ってきて、最後に、かろうじて意識が戻りました。でもそれは、覚醒したとはとうてい言い難い、自信のない、自身のない、無理に起き上がろうとすればまた魂だけ抜け出てしまいそうな、あやふやな目覚めでした。
そしてなぜ、重いのか、気づきます。私とひとつになったまま、寝息を立てているひとが、私にのしかかっているのです。いつの間にお布団の上にいたのかは、よくわかりませんが。
それと認識した途端、もう、どうでもよくなりました。いっそ、目覚めなくても良かったかもしれません。目覚めさえしなければ、永遠にこのままでいられたのにと、やくたいもない事を考えてしまいます。
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